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ある有名な先生が「水の深さを知られたくなければ、水を濁らせるのが一番簡単。思想の浅さを知られたくなければ、難解な表現を多用すれば良い」と言っていたらしい。同じことは常々感じているが、例えが秀逸だと感じた。
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査読コメントで、すごく中傷的なコメントを送られてきた体験あるのだが、査読者は匿名なので、やろうと思えば査読コメントで人格攻撃でも何でもできる制度の穴があると思う。今から思えば、これは一種のアカハラなのではないかと思ったりしたのだが、問題に気づくまでに時間がかかってしまった。
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非常勤講師によるオンライン教材作成を労働時間として労基署が認めたということだと思うのだが、「非常勤の教材作成時間を労働時間として認めない」という慣行は日本の大学の闇の部分なので、今後の影響は大きそうに思う。
mainichi.jp/articles/20220…
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私は研究者同士の交流によって学際的研究が進むことをこれまで期待していた部分があった。しかしある先生が「学際的研究は究極的には一人の研究者が両方を勉強しないとダメ」と言われたのを聞いて、それはそうかもしれないと思い始めた。結局、私もそんな感じだし。
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東大の五月祭で、AI(GPT4)を裁判官とする模擬裁判の実演が行われるそうです。知人が関わっているとのことで、宣伝しておきます。「AIに法的判断ができるか?」という論点は、しばしば法哲学でも議論されることがありますが、実際の現場はまだ目にしたことがないので、興味深いです。
#AI模擬裁判 twitter.com/ai_judge_may/s…