1
テレビでは、常に「特定の宗教団体」の幹部を狙おうとしていた・・と報道されていた。曖昧だなと思って、フランスのTVや新聞（フィガロ）を見ると、すでにだいぶん前から、Le secte Moon（統一教会）と明確に報じていたので、びっくりした。
2
経団連の記事「欧州では収入が不安定な男性でも結婚できる。今後の少子化対策で日本も収入が不安定な男性も結婚まで」との記述。欧州では最低賃金が高く不安定雇用でも5週間の有給休暇に加え社会保障もカバー。公的な住宅手当も。日本では単身若者の公営住宅の入居すら困難。不安定の水準が違いすぎ。
3
家族を強調する現政権。これでは少子化は止まらない、と今までも何度も色々な場で伝えてきた。「家族形成」のハードルを高くしてはいけない。それよりも個人が尊重され、良好な人間関係が築け、多様な家族のあり方を認める社会の実現。生殖を強調しすぎると生殖にはつながらないという逆説に気づいて！
5
少子化対策として日本にないのは若者への住宅支援（手当）。
家族でなんとかしろということだろう。正社員なら企業が支援するが、学生や非正規雇用者にはない。公営住宅も単身の若者は入居しにくい。
フランスでは国民の2割が国からの住宅手当を受給している。若者・カップルには有難い。
6
本日各務原の空宙博物館に行った帰り偶然岐阜駅でれいわの山本太郎さんに出くわした。手を挙げると質問に応えてもらえるので挙手してみたけど多くの人だかりで当ててはもらえなかった。東京で大規模停電など実際にならないのに逼迫喧伝されることで我々に原発肯定が刷り込まれている説は興味深かった。
7
安倍氏の国葬の参列にマクロン大統領はサルコジ前大統領を要請とのこと。しかし2021年に実刑判決を受けたはず・・。日本に来ることに問題ないのだろうか。すごい人選。
8
日本では、三世代世帯がもう５％を切っている。直系家族の思想のみがゾンビのように残っているが、実態は欧州型の世帯のようになっている。今後、若者住宅支援を考えていかなければ、家族主義で乗り切ることはできないだろう。フランスでもこの住宅支援の導入は、少子化対策（家族政策）であった。
9
サルコジ前大統領は、居場所のわかる電子ブレスレットの装着を条件に、刑務所ではなく自宅での禁錮を認められているそう。電子ブレスレットをしたまま日本に来られるということか。
大学教員（経済学、社会学、フランス地域研究）