グエルくん、このままなし崩しで地球寮INしたら、今後情勢が悪化しても「地球側と橋渡しができる御三家の貴重な人材」になれるので、だいぶ美味しいぞ。
しかしペイル社、パイロットは顔が借り物の使い捨て強化人間、機体はよそから取ってきたガンダム技術と、とことん「まがい物」感がすごい……
エラン・ケレス(本物)、恐らく3回位は自分と同じ顔した強化人間が使い捨てにされる様を見ているわけで、それでも慰問に来たりするの、だいぶ肝が太くない……?
プロローグの事件が21年前なら、取り調べでスレッタが「ヴァナディースのメンバーなのか」みたいなことを聞かれるのは変なので(だってそもそも生まれてないし)、やっぱり「21年前の件」と「プロローグの事件」は別だよなと
ペイル社の婚約レースの戦術、「ジェターク社等をとりあえずトップにさせておいて、要所で勝ってトップになる」「そのために要所で確実に勝てるガンダムと回数制限付きの身代わりを用意する」なので、スナック感覚で決闘する羽目になったらその時点で瓦解するんだよな……
「この奇妙な生き物はまだ下北沢にいるのです。たぶん。」という感じの文化系奇人変人の生態を描く、多分究極超人あ~る以来の伝統を踏襲しつつ、解像度の高いぼっちコミュ障描写を流し込んでくる。
『ぼっち・ざ・ろっく』、「女子高生が○○をする」形式というより「バンドマンがたまたま女子高生」という感じなので、「女子高生成分負けることあるんだ……」となっている。
この辺の「あるある」と「身に覚えがあって心が痛い」の境界線の攻め方、加減は意外と難しい
少なくとも、女子高生部活ものの系譜で「高校をやめる」選択肢択が頻出するのはバランスが他と違うやろ……!
部活じゃないんだよな。ロックだから。
説明しましょう。 エヴァンゲリオン旧劇場版のキャッチコピーが「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」に対して、だいたい同時期のもののけ姫のキャッチコピーが「生きろ。」だったので、ポスターが並ぶとなんか受け答えしてるみたいに見える、的なやつです。 多分。知らんけど。
元寇で火薬だけ伝わった後、なんらかの歴史の歪みが生じて鎌倉武士がみんなパイルバンカー装備になった世界
大鎧を人間の力で打ち倒すのは極めて困難であるため、手軽に装甲を破れる武器として馬上パイルバンカーが普及したのである #であるじゃないが
当然パイルバンカー鍛冶がいて、パイルバンカー「正宗」とかパイルバンカー「虎徹」とかもあるわけですな
相楽左之助の初期武器が南北朝時代のパイルバンカーになっちまう #格ゲーキャラみたいでいいのでは
ダブスタ親父、「メリットがあることなら、前言を翻すし決めごとも破る」と言う意味で一貫したダブスタというか柔軟性なので、あの状況から娘の会社に投資もできる……
スレッタが言う「エアリアルはガンダムじゃない」、或る程度エアリアルやガンダムを理解した上で言ってるのかと思ったら全然そんなことなかったな……
あと、丸ごと潰すつもりだったガンダム部門をまんまと売り抜けたペイル・テクノロジーズが一番得してるの、微妙に納得いかねぇな……
あっ、そういえば予備の強化人士の準備ができないままファラクトが株式会社ガンダムに買われちゃったから、もしかすると本物エランがガンダムに乗らざるをえない状況になるのか……? #面白くなってまいりました
株式会社ガンダム、 ペイルの開発部門→スタッフは居るが、出来上がってるのはパイロットを使い潰す欠陥機。 シン・セーの開発部門→MS技師未登録なので水星の開発部門は実在が怪しい、現状一番ノウハウ握ってるのがシン・セーのトップなので引き抜き不可。 という感じなので暫くエアリアル頼みですな
「トロフィーとして扱われていた女の子が自分の力で歩き出す」だけではなく、「戦っていた女の子の方が大人の操り人形だった」の相対化までキッチリやるのが令和のウテナ感もあり。
水星の魔女の株式会社ガンダムの件、多分ミオリネが意図してる以上に影響がデカくて、これ、内幕をよく知らない人間からすると、デリング総裁が描いた絵にも見えるんですよね……つまり、ヴァナディース壊滅の当事者が、ガンダムの開発にお墨付を与えたことになるわけで。
ガンダムの禁は解けたも同然。当面は静観するにしても、目があるとなれば、いずれは独力でガンダムを開発しようとする企業も出ることでしょう。現にペイル社はやってたわけですし。 そうなれば、世は大ガンダム時代……
ハイパーインフレーション、「説明のテンションをおかしくすることで読者の頭にねじこむ」という塾講師みたいな技を使ってくる漫画。