※注意※ 作品から感じる恐怖感を損なう可能性があるため、それでも問題ない方はお読みください。また、あえて恐怖感を低減するために読んでいただいてもかまいません。
『近畿地方のある場所について』の話 10年以上前の話です。 物好きな友達から「台風の後の荒れたダムをみたいからついてきてくれ」と誘われました。 同じく物好きな私は友達から誘われたそのダムが自殺の名所ということを知っていたので、二つ返事で了承して、レンタカーを借りて二人で向かいました。
某地方の、全国的に有名な観光地でもある、風光明媚な崖の話です。 ツアーか車以外でそこへ訪れる人は皆、駅からタクシーに乗ります。 私が友人と乗ったそのタクシーの運転手さんも、崖に向かう15分ほどの間、慣れた様子で「どこから来たの?」と気さくに話しかけてきました。 #コワい話をキいてくれ
『近畿地方のある場所について』の書影がamazonにアップされています。実際に●●●●●に行って撮影した景色を合成して作っていただきました。私は怖いので行きませんでした。ぜひご覧ください。 真ん中を拡大してみるとあれが見えます。(続きます) amazon.co.jp/dp/4047375845
『近畿地方のある場所について』の話2 私が大学生の頃の話です。 大学から近いという理由から、私は祖母の家に一時的に身を寄せていました。 祖母の家は山のふもとにあり、少し住宅地を離れると舗装されていない山道に出るような場所でした。
『近畿地方のある場所について』の話3 amazon.co.jp/dp/4047375845 私の大学時代の卒業研究のテーマは「恐怖感情を他者に伝える際の身体表現」でした。 その内容は、被験者が短いホラー映像を見て感じた感想を、第三者に言葉で伝える際のジェスチャーに、どのような傾向が現れるのかというものでした。
『近畿地方のある場所について』の話4 amazon.co.jp/dp/4047375845 寺の僧侶をしている父は幼い私に「こっくりさんだけはするな」とよく言っていました。 最初にそう言われたとき、興味津々で訳を聞きました。やっぱりおばけの祟りや呪いがあるのかと。 父は少し考えた後言いました。
はじめまして。ホラー小説『近畿地方のある場所について』の作者、背筋と申します。 フォローしていただいた方々に向けて、創作の裏側や影響を受けた作品などをご紹介していければと思います。 よろしくお願いいたします。
近畿地方のある場所についての書籍版は「web版+書き下ろし」ではなく、「web版と少し違う内容+書き下ろし」という形になります。 ひと味違った魅力を感じていただければうれしいです。