安田浩一(@yasudakoichi)さんの人気ツイート(古い順)

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本日の「難民懇」入管庁ヒアリング。亡くなったウィシュマさんの遺族(妹のワヨミさん)が必死に訴えた。「なぜ情報を全て開示しないのか。無責任だ。あなたがた(入管庁)は人間の心を持っていないのか」。入管庁は「承ります」と応じるだけで、自らの責任への言及はなかった。
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長きにわたり外国人の人身取引や技能実習生の人権問題に取り組み、最近では名古屋入管で亡くなったウィシュマさんの遺族代理人を務める指宿昭一弁護士が、米国務省から「人身売買と闘うヒーロー」に選ばれました。現在、都内の会場で表彰を祝う「記念集会」がおこなわれています。
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「外国人技能実習制度を一分一秒でも早く廃止に追い込んでいきたい」(指宿弁護士)。
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入管庁は「考えていない」との回答でしたが、現在明らかになっている経緯だけを踏まえたとしても、同罪に問われるべき事件だと思います。 twitter.com/tokyo_sabako/s…
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DHCとの「協力関係を解消」。当然のことだと思う一方、この「当然」すら躊躇する企業や自治体がまだまだ存在する。企業も自治体も、差別に加担しないという社会的責任を果たすべき。 twitter.com/notyoolympic/s…
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「外国人技能実習制度について調べている」という高校生の電話取材を受けました。熱心で、しかも鋭い問題意識を持っていました。これまで取材した事例を紹介させていただきました。制度について「改善すべき点」を問われたので、「改善」ではなく同制度は「廃止」すべきだとお伝えしたところです。
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対等な労使関係を築くことができず、結局は支配と被支配の関係になることが多いからこそ、実習制度は「廃止」すべきという考えです。人権も人格も尊重される「移住労働者」の枠組みこそ必要なのでは。ちなみにレイシスト、排外主義者のなかにも「制度の廃止」を訴える向きはありますが、方向性は真逆。 twitter.com/yasudakoichi/s…
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受賞が報じられた後、「おびただしい数の暴言やひぼう中傷。ヘイトスピーチが私のところへ飛んできました」→芥川・直木賞贈呈式 李琴峰さん「暴言やひぼう中傷」があったことを明かす : スポーツ報知 hochi.news/articles/20210…
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明後日20時です。 #NoHateTV Vol.135 関東大震災朝鮮人虐殺 youtu.be/9GY8fZgFwOw 1923年の大震災直後に何が起きたのか。そしていま、何がなかったことにされているのか。小池百合子が追悼文を「出さない理由」こそが、歴史を失いレイシズムに支配された現代日本の象徴である。
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朝鮮人犠牲者追悼式に今年も小池都知事は追悼文を送らないという。これで5年連続。2017年、初めて「不送付」を決定した際、知事は「震災で亡くなったすべての方々に追悼の意を表する」のだと会見で述べた。これは人災を天災の中に閉じ込める物言いだ。人の死に軽重はないが、震災死と虐殺死は違う。
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【ニュース女子裁判】辛淑玉さんがDHCテレビジョンと長谷川幸洋氏(元東京新聞論説副主幹)に対して名誉毀損による損害賠償を求めた裁判。東京地裁はDHC側に550万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。長谷川氏への訴えは棄却されました。
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地裁から横網町公園に移動。「朝鮮人犠牲者追悼式典」が始まりました。
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追悼式は無事に終わりました。
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どなたかが紹介してくださったので、私からもあらためて。2019年に講談社のサイト「現代ビジネス」に書いたものです。状況はほとんど変わっていません。→朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭 gendai.ismedia.jp/articles/-/673… #現代新書
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私が尊敬している記者の一人、井田純さんの記事です。関東大震災直後、多くの中国人も殺されました。全文読むことのできる環境にある方はぜひ。→特集ワイド:瀕死の夫救い中国に渡ったネエサンを追う 関東大震災と中国人虐殺 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20210…
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関東大震災直後の虐殺被害者の多くは朝鮮人、中国人でしたが、沖縄県出身者など他県の人も殺されています。98年前の今日(9月5日)、千葉市では行商先の都内から避難してきた沖縄、三重、秋田出身の3人が、方言を理由に外国人だと誤認されて、地元自警団に殺されました。写真は殺戮の現場付近。
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当時の新聞(報知新聞)は次のように報じています。「(被害者)三名を不逞鮮人の疑いありと巡査駐在所に同行、付近に居住する人々は数百人が鳶口、竹やり、日本刀などの武器を携え、三名を鮮人と誤信し、同駐在所を襲い、窓硝子、壁を破壊し、騒擾を極めた際、三名を針金にて縛り、殺したものである」
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さらに同記事では被害者が「東京より避難」した人たちであるとしたうえで「青年団員三十数名がこれを包囲し、警察署の身元証明までをも出して哀訴嘆願するも、これをきかず、乱暴にも棍棒および日本刀をもって、三名の顔もわからぬ程、めちゃめちゃに惨殺したのである」と続けています。
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ちなみに犠牲者のひとりは「沖縄県中頭郡潰太村 儀間次郎(21)」と記されていますが、現在、このような地名はありません。おそらく沖縄の地名に不慣れな当局の発表が間違っていたのでしょう。どこの地名と間違ったのか、類推できる人はいますでしょうか。
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辛淑玉さん DHC TV「ニュース女子」一審判決勝訴 沖縄、在日ヘイトとの闘いは続く - 「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン targma.jp/yasuda/2021/09…
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本日の東京新聞「こちら特報部」。ニュース女子訴訟における辛淑玉さんの勝訴と、その意味を伝える記事です。ずっと裁判の傍聴を続けてきた佐藤直子記者によるもの。私のコメントも掲載されました。
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各所でご紹介をいただいている青木理さんとの対談本『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』(講談社)。おかげさまで版を重ねています。読んでくださった皆さまに感謝します。
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関東大震災直後の虐殺について調べている在野の歴史研究家(沖縄出身の70代)が「現場」の調査に出かけるというので同行した。古地図を手に家々をまわり、記憶の糸をゆっくり手繰り寄せていく。その丁寧な取材に頭が下がった。現場に足も運ぶことなく「取材」だと言い張るメディアを見てきただけに。
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今週の『サンデー毎日』、青木理さんのコラム。青木さんは私との共著『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』(講談社)から一部を引用しつつ、損賠と謝罪を裁判所に命じられた「ニュース女子」について触れました。同番組を「精神の荒廃」とした上で、「荒廃」を増長させた政権の責任を問うています。
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「孤狼の血 」に続き、「孤狼の血 LEVEL2」を映画館で観た。松坂桃李と鈴木亮平の凄味ある演技に圧倒されたが、わずかに映し出される広島市内の団地の風景に不意を打たれて、胸がざわざわと騒いだ。「原爆スラム」とも呼ばれた場所に建てられた高層住宅。私が『団地と移民』で取材した団地の一つです。