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賛同をしていただける方は、ご拡散・当日の参加をお願いします。
当日ご参加できない方は、
#セックスワーカー差別集会に抗議します
のハッシュタグをご活用ください。
#セックスワーカーの声を聞け
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セックスワーカーであること、女性であること、トランスジェンダーであること、ノンバイナリーであること、何らかの障害を持っていること、「日本人」であるとして認識されない・ではないこと、異性愛者ではないこと、経済的に困窮していること、etc…。
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私たちは、グラウンドルールにも明記しているように、非対称な構造の中で行われる差別全てに反対しています。フェミニストとして、このような立場をとるのは当然のことです。
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多くの方に賛同・注目をいただいていることに驚くとともに、嬉しく思っています。ですが、反応を見ている中で、何点か明確にしておく必要があることを認識しました。
賛同いただいている人たちの中には、普段女性を含むマイノリティへの差別発言を繰り返し行なっている人もいるようです。
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また、女性やフェミニストが他の女性やフェミニストから批判を受ける時、その議論は性差別主義者によって「対立」「喧嘩」として消費され、自分たちこそがその判定を行うことができる位置にいる、といった態度を取られ続けてきた経緯もあります。
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女性は、そして女性のイメージと強く結び付けられたフェミニズムは、ずっと昔から「ヒステリック」「論理的ではない」というラベルを貼り付けられ、差別・暴力を受けてきました。
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また誰が「本物のフェミニスト」か、といった議論が散見されています。セックスワークを差別しているフェミニストを「ヒステリック・論理的ではない」として、私たちを「本物のフェミニスト」として位置付け、その対立から離れたところから、高みの見物的に対立を煽っている態度も見受けられます。
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その文脈において、「フェミニズム」に失望し、「フェミニストであること」を引き受けない選択をする人もいます。「フェミニズム」という言葉を使わずに、性差別的な構造への抵抗をしてきた人たちもたくさんいます。
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私たちが連帯し、ともに抑圧の構造に立ち向かいたいのは、女性を含むセックスワーカーを排除し、その声をなかったものにする「緊急アクション」でも、他者の闘いを消費し、女性を含むマイノリティを差別し続ける人たちでもありません。
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しかしながら、フェミニズムの運動には、より特権的な立場にいる女性の主張とされたものが可視化され、より周縁化されている人々の声を消し去ってきた歴史もあります。今回のように、セックスワーカーに対して差別的な態度をとり続けるフェミニストもたくさんいるのが現状です。
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私たちは、フェミニストであり、またセックスワーカーへの差別に反対しています。この2つの立場が当然のように両立するのは、①それぞれの抑圧構造が複雑に絡まり合っているから、そして②全ての抑圧に反対しない運動は1つの差別も解消することができないからです。
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その中で提示されたのが、抑圧の構造を複雑に絡み合っているものとして見る観点です。多くのセックスワーカーが体験する抑圧は、このような絡み合う複数の軸の差別から生まれる、ひとりひとり異なる複雑なものです。
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私たちが「フェミニズム」「フェミニストであること」を引き受けるのは、抑圧の構造への反対をする上で、フェミニズムが重要な議論を蓄積してきたと考えるからです。上記のような主流のフェミニズムに対しては、フェミニズム内部で、もしくは非常に近い場所から、多くの批判がされてきました。
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セックスワーク差別に反対するフェミニストの私たちは、非対称な構造の中で行われる差別全てに反対する立場を取りたいと考えています。また、全ての抑圧構造の解体を追求するフェミニズムが、変革をもたらすものであると信じています。
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昨日は、無事カウンター行動を行うことができました。直前に開催を決めたカウンター行動でしたが、多くの方にご参加いただきました。入れ替わりも考慮し全部で100人ほどご参加いただけたようです。「緊急アクション」の参加人数には及びませんでしたが、かなり近い人数で抗議を行うことができました。
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当日主催者の一人が行ったスピーチです。
私はセックスワーカーの一人として、セックスワーカー差別の集会である「緊急アクション」に対してカウンターの抗議活動に来ています。
私は大学生で、トランスジェンダー女性で、フェミニストで、性暴力サバイバーで、セックスワーカーです。
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私たちは3月8日20時に新宿 歌舞伎町 シネシティ広場 (通称トー横)において行われる予定のフラワーデモによるスタンディングに対して、そのメッセージが明白にセックスワーカーを危険に晒すものであることから、カウンター行動を行います。 (1/12) #セックスワーカーの声を聞け #SexWorkIsWork