岩波現代文庫編集部(@iwanami_genbun)さんの人気ツイート(新しい順)

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「そうじゃ、わしが博士じゃ」という博士や「ごめん遊ばせ、よろしくってよ」と話すお嬢様…。現実には存在しなくても、それらしく感じてしまう言葉づかい。そうした〈役割語〉の世界を、金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』で読み解こう。(解説=田中ゆかり) iwnm.jp/600466
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丹念な聞き取り調査によって明かされる交流の歴史と、君が代丸で「越境」を果たした人々の苦闘と苦悩。日本の近代史は在日コリアンの来歴と重なるのだ。 安田浩一さんが4/29朝日新聞で杉原達『越境する民-近代大阪の朝鮮人史』を紹介下さいました。 asahi.com/articles/DA3S1… iwnm.jp/600463
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80年代に報じられた学校のいじめ、野宿生活者襲撃、障害者施設設置反対運動などの事件を媒介に、差別や憎悪を生む共同体の暴力性を根底から考察した、今こそ読みたい赤坂憲雄さん33歳の時の傑作『排除の現象学』。新稿の補章を加えての文庫化です! iwnm.jp/600462
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いじめ、ホームレス殺害、障害者施設設置反対運動、宗教集団への批判、超常現象への傾斜――。『排除の現象学』は80年代に世間を賑わせた数々の事件から、異人が見出され生贄とされる、共同体の暴力を読み解く傑作評論です。 iwnm.jp/600462
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日中戦争の本格化に伴い、満州への農業移民は陸軍主導の強力な国策となり、青少年までもが送り込まれました。開拓先での厳しい生活に耐えた末、敗戦によってさらなる悲劇が彼らに襲いかかります。加藤聖文『満蒙開拓団』はこの無謀な移民計画の初の通史です。 iwnm.jp/600461
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ロールズの紹介者としても知られる川本隆史さんが、長年倫理学の教科書として使用してきた本の文献データを一新し、文庫化した『〈共生〉から考える』。巻末に各テーマを掘り下げる作品を精選したブックガイドを付し、さらにパワーアップして登場です。 iwnm.jp/600459
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「「声の大きな人々」の物語が、まことしやかに語られていく。だからこそ、彼女たちの存在に、声に気づいた人々が、戦争の安易な美化と賛美に何度でも抗う必要があるはずだ」 8/20朝日新聞「ひもとく」で、安田菜津紀さんが『戦争は女の顔をしていない』をご紹介👉digital.asahi.com/articles/DA3S1…
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統合失調症やPTSDの研究に大きな足跡を残した中井久夫さんは、エッセイの名手としてもしられていました。『私の日本語雑記』には博識に裏打ちされた軽妙なエッセイが収められています。 iwnm.jp/602342 精神科医としての代表作『治療文化論』と併せてご覧ください。 iwnm.jp/600052
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戦争を引き起こし、日本を崩壊させた天皇制ファシズム。吉見義明『草の根のファシズム』は、民衆がファシズムを支えていたこと、そして戦争末期の悲惨な体験から戦後デモクラシーが生まれたことを明らかに。戦争観の転換をもたらした名著の文庫化です。【解説=加藤陽子】 iwnm.jp/600452
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かつて戦地で残虐な行為を行った将校、軍医、憲兵は、どのように罪を意識し自らの行為と向き合ってきたのか――。野田正彰『戦争と罪責』は、精神病理学者による丹念な聞き取りを通じて、集団への順応を求める社会のなかで豊かな感情を取り戻す道を探ります。 iwnm.jp/603332
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いまカルトが注目されていますが、樹村みのり『彼らの犯罪』に収録されている「夢の入り口」はカルトがテーマの短篇漫画。悩みを持つ人を巧みに勧誘する様子や「洗脳」のプロセス、そしてカルトを離脱したあとも続く苦しみを描いています。 👉iwnm.jp/602341
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【再投稿】1972年5月15日に沖縄が日本に「復帰」してから50年。今もなお日本国内の米軍基地の約7割が集中する沖縄の苦難の歩みとこれからを考えるための関連書をまとめました。 ☞iwanami.co.jp/news/n46721.ht… 「復帰」50年を契機に、ぜひ手に取ってみてください。
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1970年5月15日に沖縄が日本に「復帰」してから50年。今もなお日本国内の米軍基地の約7割が集中する沖縄の苦難の歩みとこれからを考えるための関連書をまとめました。 ☞iwanami.co.jp/news/n46721.ht… 「復帰」50年を契機に、ぜひ手に取ってみてください。
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遅まきながら、今日からTwitterを始めます。岩波現代文庫の新刊情報、既刊書の紹介を中心にゆっくりつぶやいていきます。これからどうぞよろしくお願いいたします。#はじめてのツイート