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鬼談百景 ☆4.3
『残穢』の小野不由美原作のオムニバスホラー。百物語の内の選りすぐりの十個はもう贅沢な迄に粒揃い。
そこに現代Jホラーの名匠達が腕を振るうと来れば怖くならない訳が無い。
全弾外れなしだが、特に何とも言えない魅力の『続きをしよう』とトリを飾る白石晃士監督の『密閉』は白眉。
2
鶴田法男監督と言えば忘れられないのがこれ。
ほん怖史上最恐の呼び声も高い『顔の道』ですよね。
観た当時震え上がったのを覚えてます😭。
しかし佐藤健はかっこいい。
今年もほん怖やってくれるかな〜🥹✨
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日本のこわい夜 特別版 ☆4.4
かつてTBS で放送されたJホラーの巨匠5人の手によるオムニバスTVドラマスペシャル。
中村義洋 、鶴田法男 、白石晃士 、清水崇 、落合正幸の五人が競い合う様に好き放題暴れる様はまるで真夏の夜の夢の様に贅沢。
山崎という名の遠藤やバスの白石 加代子等出演陣も強烈。
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日本のこわい夜~特別篇 本当にあった史上最恐ベスト10 ☆4
白石晃士監督がノロイの宣伝も兼ねて手がけた2005年放送の心霊バラエティ番組。
フェイクドキュの技法を用いた巧みな構成は知らなければ信じてしまうレベルで恐ろしく、作りと知らされずに泣き叫ぶゲスト達の姿に失礼ながら思わずニヤニヤ😁
5
ザ・セル ☆4.6
この手の精神ダイブ系でパプリカと双璧をなす程好きな作品。
ダイブするのは猟奇殺人鬼の意識。
グロテスクに歪み倒錯した内的世界がターセム・シン監督の圧倒的美意識と石岡瑛子氏の絢爛かつ異形な衣装で現界する。
緊張感あるサイコスリラー部分がオマケになる程の映像美、痺れます。
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パーフェクトブルー ☆5
早逝した天才 今敏の監督デビュー作。
入れ子構造に妄想と現実の境界を見失う複雑かつ完璧な脚本。
アニメ的誇張を自在に操り現実以上の現実感を生み出す魔法。
洗練されたカメラワークの生み出す緊張感はアニメという範疇を超え様々な映画に影響を及ぼした傑作サイコホラー。
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前回、映画『ノロイ』を民俗学的視点から考察しましたが、幾つかの謎を残してしまいました。
そこで今回は視点を替え、白石晃士監督のもう一つの特徴であるコズミック・ホラーの側面から作中に散りばめられた星にまつわるキーワードを収集しつつ、
記紀神話や星辰信仰から『ノロイ』を読み解いて行く。
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ノロイ ☆5
怪奇実話作家・小林雅文の残したビデオを白石晃士監督が映画形式で発表したとされるモキュメンタリー作品。
2005年の作品でありながら既にこの種の映像の完成系と思われる驚異的仕上がり。
徹底したディテールへの拘りは凄絶な恐怖と同時に観る者の知的好奇心を刺激し考察へと誘う。
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ジェイコブス・ラダー ☆4.4
悪夢と現実の狭間を漂うベトナム帰還兵の苦悩を描くサイコ・スリラー。
この種の精神境界系ホラーの中でもこの映画の演出・脚本は白眉。
伝説的な病院のシーンなど脳に強烈に焼き付く闇深情景は一生モノの体験。
全てが帰結するラストシーンが強烈だがそれ以外も全部凄い。
サメ映画とホラーが大好きなサメの妖精さん。趣味はシル活(シルバニア活動)、映画の名場面をシルバニアで再現する＃映画バニアというのをやってます。猫と亀が好き🐱🐢