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「NICE FLIGHT!」はちょっと不思議なドラマだな。ジャニーズ主演の派手なお仕事ドラマかと思いきや、玉森裕太も中村アンも、すごく地味めに演技を抑えてるし、二人の日常を淡々と追うような脚本・演出も含め、派手さはまったくない。でもそこに、自然に愛おしさが生まれるような感覚。#NICEFLIGHT
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「鎌倉殿の13人」というドラマの折り返しに、頼朝の死を置いたのは、三谷さんが最初から意図していたことではないか。つまり、物語を「頼朝のいる鎌倉」と「頼朝のいない鎌倉」できれいに割ってみせたのである。今後の物語では、頼朝の不在こそが、大きな意味をもつだろう。#鎌倉殿の13人
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草彅くんと、また「戦争」シリーズがつくれる!というカンテレスタッフの、このドラマにかける熱量が画面から伝わってきた。草彅くんの独立後最初の民放連ドラは、私たちが作りたかった……という思いを抱えつつ、それでもワクワクしながらこのドラマを見てるドラマ制作者も多いはず。#罠の戦争
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草彅くんがドラマ本編に関わりだしてから、ドラマの本格度が一段あがった。草彅くんの演技が、ドラマ全体をより高いものに引き上げている。そう感じるくらい、彼が発する存在感は圧倒的。#拾われた男
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デズナラク8世、わざわざギラくんを仲間たちと合流させたとしか思えないし、ある意味、キングオージャーの真の導き手なんじゃないかって考えるのも、あながち見当違いじゃない気もする。なにしろこのドラマ、偽悪王だらけだし。それにミミズは、地ならしをしてくれる生物だし。#キングオージャー
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内側から全身を伝って、にじみ出てくるような草彅剛の演技。それは、時代の転換点に立たされた最後の将軍の苦悩も、権力に踏みにじられる弱き者の怒りも、見事に表現する。 #罠の戦争
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長澤まさみは毎回圧倒的なのだけど、状況に流されながら、へたれなりに確かな正義を欲している岸本を演じる眞栄田郷敦がほんとに良い。実は岸本こそが、視聴者のリアルな共感を引き寄せて、ドラマの核心に導く重要な役割を担っていて、そこが嘘になると全てが台なしになってしまうのだ。#エルピス