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#お前らの好きな最終回晒せ
小室孝太郎先生の『ワースト』は、『デビルマン』『ザ・ムーン』『マーズ』と並ぶ終末SF漫画の金字塔である。苦労の末、ついに完成したワーストマンウイルス!地球は20万年の眠りにつくが、人類が勝利を収めたと私は信じたい。
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#ウルトラマン
こちらは一峰大二先生の「秋田特撮セレクション/ウルトラマン最終決定版」下巻(2018年)に収録された新作最終回。ラスト、赤い玉の中で後向きに座っているウルトラマン。ゾフィが「皆が見送っているぞ。振り返ってやれ」と言っても応じない描写は金城哲夫の決定稿を忠実に再現している。
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#俺たちは天使だ
本作は日曜夜8時からの放映の為、プロ野球中継で休止が多く、全20話の放映に30週もかかっている。金儲け命だが心優しい5人の結束、クライマックスで炸裂する麻生のブーメラン、やっと手に入れた大金を押収する新妻署と毎回楽しませてくれた。Nは山田康雄。実写版ルパンの趣もある。
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#初代バルタン星人
「撮影後の怪獣の着ぐるみはくたびれている」これは常識であるが、ここまでボロボロの状態でアトラクショーに駆り出されたウルトラ怪獣を私は知らない。2枚とも1966年の6月頃のもの。子供達は色々な意味で驚いただろうなあ😲写真は「バルタン星人~不滅のダークヒーロー」より引用。
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#マイティジャック
欠点だらけの作品なのに(失礼)、一般向けのガイドブックでは視聴率低迷の理由を「裏番組がプロ野球中継だったから」「怪獣の出ない大人向けのSFドラマは時期尚早だった」等、当たり障りの無い事ばかり書いてある☹️本質に斬り込んだ解説は「ランデブー」「特撮ヒーロー大全集」辺り。
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少々意地悪な意見を。ウルトラQ、マン、セブンの場合「本放送以来観ていない」特撮ファンは皆無に等しいが(怪奇にはいるようだ)、MJに関しては「本放送時の曖昧な記憶」のみで語る人が多い。是非DVDやCS放送で全13話を視聴して頂きたい。間延びした演出、特撮シーンの唐突さ、生かされてない冨田BGM😞
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当初『ウルトラマン』の制作費は485万円程(『ウルトラQ』の1割減)になりかけたが、何とか同じ538万円に持ち込んだ。しかし当時の複数の雑誌記事では800万円となっている‼️番組を豪華に見せようと盛ったのではなく、英二社長の妥協なき撮り直し~それに伴うフィルム代やスタッフの残業代が嵩んでいた。
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『ウルトラマン』当時の版権料について。基本的に売値の5パーセント。これを円谷プロ、TBS、日音で折半する(配分は2.25、2.25、0.5)。350円の怪獣ソフビが月産10万個×10種類として、円谷に入るのは7,875,000円。一方、制作費の赤字は一ヶ月で1000万円。怪獣ブーム全盛時でないと、赤字の補填は難しい。
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当初『ウルトラマン』は予算縮小の可能性があった為、第1クールでは〈怪獣は改造10体、新造3体〉の厳しい申し合わせが出た。実際には予算がQと同じになった事でグリーンモンス、アントラー、ベムラー、レッドキング、ミイラ人間、ドドンゴ、ぺスターの7体。好き放題に作っていたら1000万円超えそう😖
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#ウルトラマン
全39話の人気投票の結果が物議を醸しているようだが、私は「怪獣無法地帯」「悪魔はふたたび」「怪彗星ツイフォン」をベスト3に挙げる人、「故郷は地球」「まぼろしの雪山」「小さな英雄」をベスト3に挙げる人、両方いていいと思う。「初代マンは全話面白い」は決して間違っていない。
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#シン・ウルトラマン
#マーズ
ゼットンを使って人類を地球ごと消滅させようとするゾーフィ。それは性急過ぎだと反論するウルトラマン。この展開に、どうしてもこの二人を重ねてしまった。
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#ウルトラマン
『シン・ウルトラマン』の入場者200万人突破を祝して、元祖の「遊星から来た兄弟」決定稿を紹介。ヒーローの偽物には否定的だった金城哲夫だが、南川竜(野長瀬三摩地)の原稿を称賛して加筆、即決定稿に。有名な話だが、青野武氏はザラブ星人の声だけでなく着ぐるみにも入って熱演した。
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#デビルマン
祝50周年‼️20年程前に発見された、企画最初期のカラーデザイン画を掲載。不動明の変身ポーズは『仮面ライダー』の影響大。悪魔そのものだった第一デザインからヒーロー性を帯びた第二デザインになった段階では筋肉のラインに沿った模様が初代ウルトラマンを思わせる。この後決定稿に至る。
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#西遊記DVDコレクション
本日第1巻を購入(特価税込490円)。予想以上に解説書は凝っていたが三蔵法師役が玉三郎に断られた後の経緯には触れず。由美かおると真野響子が有力視されたがこれも駄目。そこで熊谷健Pは、制作主任を務めていた『愛が見えますか』('76)でデビューした夏目雅子を推薦したのだ。
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#ウルトラセブン
左が「新潟日報」68年8/22夕刊、右が「愛媛新聞」8/23夕刊。円谷プロ提供の資料を逐一紹介したなら記事が似るのは仕方ないが、これは評論だよ⁉️当時はこんな事が罷り通っていたのだ😠セブン後半の視聴率低下は、こういう辛辣な記事(もう怪獣ものは古い)に感化された部分もあると思う。
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#ウルトラセブン
「キネマ旬報」'68年1月下旬号より。読んでいて腹が立つでしょうが、当時の評論家の認識がよく分かる。ダンとセブンを同一人格にした事や、セブンの伸縮自在の活躍、ポインターの美しさには全く気づいていない。GRと怪獣王子はボロクソ。その一方で『キャプテンスカーレット』は絶賛😠
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#マジンガーZ
「テレビマガジン」'73年7月1日号より。〈初めて明かす
マジンガーZの操縦法〉より。
説明をよく読み、キミも覚えよう!って、大変だよこれ😅
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#フォロワーが知らないだろって漫画を呟いてrtされたら負け
古谷三敏先生の『手っちゃん』
。「週刊少年チャンピオン」の黄金時代にあたる'75年37号~'77年24号に連載。〈爆笑コミックス〉の扱いだが、基本はほのぼの日常ギャグ。'90年代末にさくら出版が復刻を開始したが、原画を売却する事件発生💢
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#フォロワーが知らないだろって漫画を呟いてrtされたら負け
原作/日向葵、作画/望月あきらの『カリュウド』。「週刊少年チャンピオン」'76年2号~31号&『月刊少年チャンピオン』'76年8月号~'77年7月号に連載。全41回、全5巻。死刑囚(悪党だけを殺していた模様)の脳を移植された高校生・北十字良が、
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#ウルトラマン
最終回「さらばウルトラマン」放映56周年。脚本/金城哲夫、監督/円谷一。高山良策がゼットンを引き渡したのは3/11。高野組クランクアップは3/30。完成フィルムの局納は4/6(木)。終盤の展開が全く違う準備稿を紹介する。