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当時付き合ってた彼女にどうやってプロポーズするか悩んでた時がある。結婚を前提に同棲してたけど、ちゃんとしたプロポーズはしてなかった。ベタにフレンチのお店で記念日に指輪を渡すくらいしか思いつかなくて、でも指輪のサイズも好みも自信なくて悩んでた。
そんな時に2人で行ったディズニーシー
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長女には特に「まずい」という言葉をご飯に対して言うことを厳しく叱ってる。だから年長さんなりに色々考えて「これはちょっと大人の味かな」とか「苦いが多いね」などとまずいと言わずにいかに食べたくないかを全力で伝えてくる。健気でかわいい。食べなさい。
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昨夜、寝かしつけの絵本を読み終わり電気を消して頭をなでていたら「もう子供じゃないんだからイイコイイコしないで!」と怒られた。一抹の寂しさを覚えつつも、言う通りに手を離す。しばらくしてから「トントンは!?トントンはするでしょうが💢」とキレててかわいかった。トントンしたら寝た
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妻は昔から自分の事をかわいくないと思ってるようなので、たくさん「妻ちゃんはかわいい!!」と褒める。そんなパパを見て育った長女も「ママかわいい!!」と褒めてくれる。そしてついに2歳の次女までも「ママかわいー!」と言うようになった。先日、とうとう「あまりにもかわいいと言われ続けて
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妻がスマホで服を見てて、たくさん悩んで最終的に2着に絞り、それでも決められなくて、僕に見せてきて「どっちがいい?」と聞いてきて「こっちが好きかな」で「わかった!」と決めてくれた。あんなに悩んでたのに自分の意見で決めてくれたのが嬉しかった。
で、今迷ってた2着がどっちも届いたところ。
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僕の無計画ではた迷惑な思いつきをカッコよくキメさせてくれた事をいつかクラッシュにお礼に行きたい。
クラッシュが押してくれた背中はそのままの勢いで今も妻と娘達と楽しくやってる、と伝えられたら嬉しい。
長くオチもない話でしたが、読んでくれてありがとうございました。
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例えば2歳児を抱っこして100m先の目的地まで急いで行かなくてはいけない時、最初の10mのところで「あるく!」と言い出し、歩かせてたら間に合わないしダメと言うと暴れるので「歩くの?」「うん」「歩きたいの?」「うん」「それってつまり…歩きたいの?」「うん」と時間を稼いで95m地点まで早足する
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夕飯作ってて「お手伝いさん募集中〜」とリビングの娘達に向けて言ったら長女が「募集中〜じゃなくて「お手伝いしてくれる?」ってちゃんと言ったら!?」とド正論ぶつけられて「はい、すみません、お手伝いお願いします」と素直に謝ったのに「今は無理」と断られたの納得がいかない。かわいいけど。
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昨夜、妻がスマホを見ながら「やばい…5000円いっちゃうかも…」などと言っていて、物価高に光熱費も高い昨今に少しでも節約に貢献できればと思い「なに買うの?」と聞いたら「保育園での日常写真の通販」という答えが帰ってきたので「いけ!躊躇うな!ポチれ!!」と一緒に散財しました。仕方ないね
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8時半頃、次女が眠くなったようで目をこすりながら「ねんねしゆ」と申し出てきた。手を繋いで寝室に行こうとすると「ちあう!ねぇね!ねぇねがいい!」と言ってる。長女がそれを聞いて「仕方ないなあ」と観ていたテレビを消してくれて絵本を持って手を繋いで寝室まで歩く。その絵面のかわいさに
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「ほんとに?ほんとにいいの?私がお嫁さんでいいの?ほんとに結婚していいの?」
と彼女が言う。あまりの事で今頃実感が湧いてきたと彼女はポロポロ泣いてた。
そしてそれからもう6年半。
彼女は妻となり、二人の娘に恵まれた。
毎日楽しく幸せに暮らしてる。
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向かい合う。緊張は、もうしていない。
「僕と、結婚してください」
「はい」
彼女は笑って言った。
途端にクラッシュが「おめでとう!おめでとう!」と映像の中で何度も宙返りした。
湧き上がる拍手。めちゃくちゃ恥ずかしくなったのはやっとこの頃だった。
それからは通常の流れに戻る。
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本当に自分がかわいいのかもって思うようになってる…」とこぼしてたから「かもじゃないのよ」とトドメを刺しておいた。
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「じゃあ、質問はなんだい??」
クラッシュが憎たらしいくらいのいい声で僕に投げかける。心臓がうるさい。
「実は…今、一緒に来て隣に座ってる彼女にプロポーズしたいのだけど、いい方法を教えて下さい」
一瞬、会場が静まり返ったのをよく覚えてる。
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そういうとクラッシュは、こちらを見てニヤリとウィンクをする。
「なんなら、今、ここで、言っちゃうかい?」
いたずらっぽい表情でニヤける亀。突然の事なのにマイクを彼女に渡しにくる察しの良いキャストさん。何が起きてるかわかっていない彼女。巻き込んでしまった他のお客さん。ごめんなさい
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長女「うわーん😭」
僕「どうしたの!?」
長女「ハサミでクッション(の生地)を切っちゃったー😭」
僕「あぁ!怪我がないならよかった…どうして切ったの?」
長女「切れないと思ったのー😭」
僕「好奇心ね〜まぁ、大丈夫よ」
長女「じゃあもうちょっと切っていい?」
僕「ダメに決まっ
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長女は学校で新しいお友達がもうできたらしい。「知らない子ばっかりなのに、どうやってお友達になるの?」と聞いたら「簡単だよ?優しくしてくれた人がいたら「ありがとう」って言って「お名前は?」って聞いて「お友達になろ!」って言えばいいんだよ」と言っていた。
「パパは小学1年生の時にそれが
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タートルトークというアトラクションに入ることになった。ファインディング・ニモに登場するウミガメのクラッシュがお客さんの質問に答えてくれるアトラクションらしい。一度も入ったことがなかったのでワクワクしてた。
劇場みたいなところに何十人の人と一緒に入り、2人で前の方の席に座る。
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アトラクションのラスト、「○○(僕の名前)!おめでとう!末永くお幸せになあ〜!」と言いながらクラッシュが海へ帰っていった。場内が明るくなり、次々にお客さんが帰る。何人かの人が僕らの背中に「おめでとう!」と声をかけてくれた。
外に出て「指輪、今度選びに行こう」と言った
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そのあとすぐ周囲のお客さんの「わぁ!」という押し殺した歓声のようなものが聞こえた。
隣の彼女は完全に停止してる。止まってた。フリーズとはあの事を言うのだと今も思う。
クラッシュが少し間をおいてゆっくり話し出す。
「そうかぁ…そういうのはなあ…ストレートに伝えちまうのが一番なんだぜ」
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「もし当てられたらなんて質問する?」と隣の彼女が聞いてきた。「ん〜」と考えるふりをして、本当は(聞けるならプロポーズのやり方を聞きたいくらいだよ)と自嘲していた。
アトラクションが始まる。クラッシュがお客さんをいじり、みんな笑っていた。楽しかった。そして例の質問コーナーが始まる
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そう意識した瞬間、心臓が張り裂けるかと思うほどドキドキした。たくさんの人が手を挙げてる。選ばれる可能性などほぼない。でももし選ばれたら?クラッシュにプロポーズのやり方を聞く?隣にいる彼女への??今?こんなところで???
「じゃあ〜そこの前から2列目の…彼!」
は???
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キャストのお姉さんが僕の方へ歩いてくる。マイクを差し出される。頭は真っ白になり心臓は早鐘のようだ。
彼女はキャッキャとはしゃいでる。こっちがどんな気持ちかも知らず。
マイクを渡される。別のことを質問するか???
名前を聞かれて答える。頭が真っ白で他の質問など思いもつかない。
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手を上げてはみたが選ばれず、一人目、二人目と小さな女の子と大学生の女性が選ばれてクラッシュと楽しくやり取りをした。そして最後の質問者をクラッシュが募集する。手を挙げる。もし、もしここで選ばれたら…と、その時に自分がプロポーズの事を聞くつもりで手を挙げてる事に気づいた
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ファミレスを出る時やフードコートの食器返却口にトレーを置く時に「ごちそうさまでした〜」と店員さんに言う。
娘達にはそれは普通の事であってほしいと思って、あえて「言いなさい」とは言わないのだけど、この前僕より先に「ごちそうさまでした〜」と元気に言っていて、めちゃくちゃ嬉しかった。