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追記:これ、実はどんなきょうだい関係でも言えることだと思っている。下の子に障害があろうとなかろうと、きょうだいの誰かが優遇されたりも、誰かが我慢させられたりもしちゃいけないのだと。
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小学校低学年のごきょうだいが患児にイライラしてしまう。患児はまだ中身が赤ちゃんだからと言ってもわかってもらえない、という相談。
そんなご家庭には必ず話す。
ごきょうだいにはわかる義務はありません。叩かれたり、物を壊されたり、下の子に障害があるから我慢せよというのはひどい話です。
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なお、特別支援学校と、普通級と同じ学校の校舎内にある支援学級は別物です。
療育手帳取れるレベルの知的障害というのは6歳時点で2年もしくはそれ以上の遅れです。
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それでも普通級に行かれて、入学早々学校で色々トラブルありご相談に来られた。医師も教育センターもせめて支援級と散々すすめたのに普通級を選択して、今更。支援級に移動されてからなおお困りの事があればご相談受けますね、とお帰りいただいた。この時ばかりは親は選べないと思った。
#療育の診察室
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療育手帳取れるくらいの知的な遅れがあるのに手帳取らず断固普通級に拘り「みんなに助けてもらいながらなんとかやれれば」というご家庭があった。同級生はあなたのお子さんの世話をするために学校に行っているわけではないし赤の他人をケアラーにするって意味になりますよと嗜めたら一瞬固まったけど→ twitter.com/y_psychologist…
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お子さんに手をかけたお母さんの話。同情できないという意見。一理ある。しかし実際に起きる社会なのだ。専門柄、様々なケースを見てきたが加害親が本当に心神喪失していることはままある。正常な判断は正常な精神状態だからできる。そこまで追い込まれていたと思われるお母さんに私はやはり同情する。
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お子さんが「自閉の傾向があります」そう言われて初診される方は非常に多い。医療サイドからするとそれは「ほぼ自閉症スペクトラム障害と診断されている」なのだが、親御さんからすると「自閉症ではない」くらいの認識の乖離がある。そのズレを埋めるところからが初診時の関係作り。
#療育の診察室