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ウクライナのゼレンスキー大統領のファーストネームは「ウォロディミル」。ロシアのプーチン大統領のファーストネームは「ウラジーミル」。読み方がそれぞれの国で違うだけで同じ名前。
そしてその名前の意味は「平和を行使する者」。なんだか皮肉ですね…
#あめしる
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「肺気腫だと肺胞が壊れるので気道が広くなりませんか?なぜ閉塞性障害や気流制限が起きるのかわかりません。」という質問をたまに受けます。
解答→太い気管/気管支は軟骨が気管支の形を保っています。一方で末梢の細い気管支は肺胞の弾性線維が気管支を引っ張ることでその形を維持しています。(続く
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明らかにコロナ患者さんが増えているように思います。まずい。
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1時間ばかりの間に3人に気管挿管...
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「コロナの頃は大変だったね。」って、語り合える日が必ず来ると信じています。
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今も思い出すのは、ある女性にⅣ期肺癌であると告げた時。彼女は隣にいた夫と、どちらからともなく手を繋いで二人で僕を見つめていた。
この告知の場面が忘れられないのは、言葉がなくても二人にはわかるものがあって、そして人の命というのは自身だけでは完結できないのだと思い知ったからだと思う。
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"正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい"
吉野弘さんもこうおっしゃっているように、正論は人を傷つけることに自覚的でありたいと思います。
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初めて自分で診断した初診時Ⅳ期の肺癌患者さん。
告知後に「若い医者の方が沢山勉強してる。僕の主治医は先生が良いんだ。」とおっしゃり、彼に応えるように私も必死に勉強した。
あの言葉が本心だったかを彼に聞くことはもうできないけど、"医師は患者に育てられる"というのは間違ってないと思う。
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家族の看取りの瞬間は、脳の奥底に残る大切な記憶なんだと、思い知らされた。
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まだ、僕が内科医だった頃。
病棟にある重度の認知症の女性がいた。
普段は現時刻も場所もわからない彼女が突然、僕に対して死別した配偶者の話を始めて「あの時は本当にお世話になりました」とおっしゃった。
後にわかったのだけれど、数年前にその女性と一緒に、配偶者の方を看取ったのは僕だった。
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僕の師匠はどんな緊急挿管でも、たとえ意識がなくなりつつあっても、患者さんの耳元で優しく「僕たちはどんなことがあってもあなたの味方です、一緒に頑張ろう」って声をかけていた。
実は僕もそれを真似している。