202
あの子みたいにならなくていいよ
君の色のままでいい
おやすみなさい
今日も優しい優しい夢を見て
207
心の奥でぼんやりと考えていること、誰にも言えないことがある？
口に出しても周りからは決して褒められないような気持ち。
上手に隠して歩くけど、ふと夜の中で溢れそうになる。
それをひとりぼっちで拾ってる。寂しいというよりも、長年の友人みたいな付き合いで。
届いたらいいのにね。ちゃんと。
211
夢だったものが花を咲かせて
落っこちた星は笑うんだ
あったかかったよ、火傷しちゃうくらい
213
あんまり上手にしなくていいじゃない
熱した心を注ぎ込んだら、きっと光であふれるよ
誰の目に正しく映ってほしい？
流行りとか、常識とかが同じ方へ流そうとするかもしれないけど
取れない角を持っててよ
薄まらない色で飲み込んで
219
君がそばにいたら私はきっと
大切なことを忘れずにいられるのにって、そんな風に君を呼ぶんだ
まだ小さい頃、お星さまに願いをかけたみたいに
220
いろんな物が棘を抱えているみたい
触ろうとすると血が出るの
いなくなる為のお花を探している人がたくさんいるよ
彼らになんて言葉をかける？
神さま、なんにも万能なんかじゃないよ
空気を吸っているふりをしているだけ
私の心はずっと…
223
綾崎隼さんの新作「死にたがりの君に贈る物語」(ポプラ社)の装画を担当させて頂きました。
5月10日発売です🧸よろしくお願いします🌼
絵/テディベア🧸 HP(i8note.wixsite.com/oriesnote)