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『大型スシ・チェーン企業「カッパ・クリエイト」のCEOらが競合スシ店舗「ハマ・スシ」の機密資料を非合法な手段で入手』って書くとだいたいニンジャスレイヤーだし入手手段がニンジャによる物理ハッキングに置き換わってしまう
もしくは報復にニンジャが送り込まれる
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「ドーモ、ヘッドソーサーです。御社の機密資料を頂きに参りました。」闇の中からアイサツと共に現れたその姿は実際冒涜的異形!ぬらぬらとした鱗のない体表に、頭部の皿が白磁めいた不釣り合いな美しさを放っている。目撃した警備兵は当然失禁!「ア、アイエ」「イヤーッ!」
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ヘッドソーサーはクナイ・ダート投擲…否、それは異常速度で射出されたバイオキュウリであった!「アバーッ!」警備兵はベジタブル・スシめいて貫通殺!ヨロシサンとの企業コラボレーションによって派遣されたヘッドソーサーの存在は、否が応でもレーンに流れるバイオ食材を連想させた!
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◆◆◆中略◆◆◆
ニンジャスレイヤーは頭部の皿に手をかけると、その両腕に縄めいた筋肉を浮かび上がらせる!「やめてくれニンジャスレイヤー=サン!皿だけは!」「今度はご自慢の皿でスシでも食うが良かろう」「ヤメテ」「イヤーッ!」凄まじい音を立てて頭部の皿が引き剥がされる!「アババーッ!」
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ヘッドソーサーのバイオ脳髄が甲羅を剥がれた亀めいて露出した!ニンジャスレイヤーは剥ぎ取った皿を垂直に構える。「ハイクを読め」「カッパの水死、実際驚き、ビックラポン」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは皿をそのままバイオ脳髄に叩き込んだ!「サヨナラ!」ヘッドソーサーは爆発四散!