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領事館からのメールで「アジア人ヘイトクライムが増えているので、肌を出来るだけ覆って人種が分からないよう心掛けて」って来てたけど、何も後ろめたいことがあるわけじゃないのに自分のルーツを隠さないと安心して生きてけないって凄いストレスよね。これが自由と多様性の象徴と謳われたNYの現状と。
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ワクチン会場を見て思ったことは、アメリカはやはり「とりあえず回る」ようにする力が半端ない。だだっ広いスペースに無数に用意された摂取スポットの各々がランプのオンオフで空きを遠隔で伝えるなど、総合的な完成度で言えば60点程度なのだが、必要最低限をアナログに整えたうえ広げるのが鬼速い。
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この「とりあえず回る」状態になったらそれ以上改善しようとせず、問題が起きたら直せばいいスタンスだから、いつまで経ってもインフラが60点なんだろうけど、速度が肝心のワクチンにはうってつけよな。他方、日本は常に90点以上を目指しており、インフラも素晴らしいけど、初動に時間がかかり過ぎる。
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約四年同じポジションで働いたアメリカ人同僚が昨日レイオフされた。優秀な人なので「お前ならすぐ次見つかるよ」って伝えたら、「いやおれもう57歳だぜ、貯蓄もあるしこれを機にゆっくり余生を楽しむわ」って言ってきて、実は自分と歳が二周り近く離れていたことを知り驚愕した(向こうも驚愕してた)
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先日始まったワクチン接種者の日本入国時隔離を三日に緩和する措置について、会社人事から「活動計画書の提出とか要件が煩雑かつ柔軟性無さすぎて現実味がないので、日本出張時は、このアホみたいな規定は原則使えないものとして、10-14日隔離前提でスケジュール組んでくれ」って趣旨の連絡がきて草。
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子供が無事うまれました報告をアメリカ人上司にした際、「おめでとう、今日からお前のボスは俺ではなくbabyだ。これからしばらくは公私共にbabyを最優先に仕事のプライオリティは落としてくれ」って言われたんだが、日本のマネジメントで同じようなこと言える人は果たしてどれほどいるのでしょうね。
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なお、この上司は一応組織上はボスなのだが、実際今のうちの部署の仕事は完全分業制の社内個人商店になっており、自分がやっている仕事を彼や他の人がカバーできるわけでもないので、優先度下げるとかその辺ワークしないことわかりつつとりあえず格好良いこと言ってやったぜみは凄くあったが。
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なんか夜泣き対応で忙殺されてたらバズってたので、この上司のエピソードをもう一つぶら下げときます。
子供がうまれた週後半にどうしてもでときたい会議があり参加したら、この上司から「お前はここで何をやってるんだ、早く戻って子供の世話しろ」って言って強制ミュートして追い出されました苦笑
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彼は夫婦共に弁護士で多忙を極める中、男の子三人(+犬二匹)を育ててるカオスな家庭もちにつき、アメリカ人の中でもより一層家族への理解が深い部類なのだろうと推察します。
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NYナイトライフ仲間が手掛けたタイムズスクエアの鬼滅ジャックを見にきたでよ