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『ゴールデンカムイ』最終話、ようやく読了。
アメリカ研究に携わる者として言いたいのは、最後の「その文化はアイヌと和人の努力によって後世に伝えられている」を「ネイティブ・アメリカンとヨーロッパ系白人の努力」に置き換えてみれば、その危うさがわかるのではないか、ということ。(続く)
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明らかに「明日は別の日になる」って、"Tomorrow is another day"ですよね。
訳した人、『風と共に去りぬ』の「明日は明日の風が吹く」を知らなかったのか…
マドンナ、抗体検査で陽性「明日は別の日になる」 nikkansports.com/entertainment/… @nikkansportsさんから
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「そのまま半年や1年が経過しても読みたくならない本であれば、思い切って処分したり売却したりしよう」
全国の愛書家を敵に回す一文。
半年程度で読みたいかどうかなんて判断できるわけがない。最低でも10年は寝かさないと。
olive-hitomawashi.com/living/2020/06…
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作品としての評価と文化的・歴史的理解への疑問は両立するものではあるので、『ゴールデンカムイ』という作品を全面的に否定はしない。
ジョン・フォード監督の作品にしても、映画としての評価と、その作品に見られる人種民族的偏見への疑問は両立し得るはずだし。ただここで立ち止まってはいけない。
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アイヌの土地が「国立公園や国定公園に指定」されることで守られている、とするくだりも、たとえばネイティブ・アメリカンの聖地であったグランド・キャニオンやセドナが「パワースポット」として文化的・経済的に簒奪されている現状を想起する。
us-lighthouse.com/leisure/americ…
bepal.net/archives/82511
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これらは『ゴールデンカムイ』という作品自体の魅力や価値と直接結びつくものではない、という立場も分かるし、それには幾分同意もする。
ただ最終回の上記のくだりも含め、アイヌの歴史的・社会的状況への理解に疑問を感じる部分はこれまでもあり、個人的にどうしても全面的に称賛はしにくい。
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@orionaveugle 「丁寧にプレゼンすれば聞いてやる」という態度こそ、この『ゴールデンカムイ』の問題点に直結する和人の傲慢さであるのですが。自分たちに都合のよいものだけをすくい取ろうとするのは、私が比喩として挙げたネイティブ・アメリカンとアメリカ白人の関係そのままです。
twitter.com/Sonopapa/statu…
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「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ」
それ以前に住んでいたアイヌから奪った事実は都合よく忘れてる。
長渕剛、北海道ツアーで熱弁「この土地を外国人に売らないでほしい」観客たちは涙、涙…― スポニチ Sponichi Annex 芸能 sponichi.co.jp/entertainment/…
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何が「性差別や性暴力」であるかを男が決めてきた歴史があり、それに対する抗議を行い、〈ガラスの天井〉やデートDVを「性差別」「性暴力」として可視化したのはフェミニズムです。「○○は性差別や性暴力と関係ない」と誰が決めるのか、それをもう一度考えてほしいと思います。 twitter.com/georgebest1969…