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自分自身に対して見ないふりを続けてきた尾形は、樺i太でアシリパさんと対峙して自己の内面を覗きかけた時に右目を失い、今回とうとう自分自身と真正面から向き合ってしまったことで左目をも失いました
生物の目玉は構造上自分の内部を見ることはできず、それ自体が非常に示唆的だと思います
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単行本になってようやく気付いたんですが、310話で尾形が自分自身の幻覚を見るシーン、尾形の顔の向きや視線から察するに視界の全てが「目を逸らし続けていた過去の自分たち」に埋め尽くされていたんですね…
顔の向きや視線を逸らした先にまた自分が現れる、を繰り返しているように見えます