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ふと思ったのですが、尾形の犯してきた殺i人の中で、一番初めの母殺iしだけが異質なものだったのかもしれません
「その命が損なわれたら父が悲しんで会いに来る」程に母には価値があると思っていた
それが否定されてしまったからこそ、尾形は人の命の価値を信じられなくなったのかもしれない
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以前も似たようなこと言った気がするのですが、勇作殿に与えられた父からの「祝福」は実は「護国のために死すべし」というある意味で呪いにすら近しいものであり、そのことは杉元にのみ明かされて、祝福を希求する尾形には知る由もない
このアイロニカルな構図が巧みでカッケ〜(IQ3)と思っています