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尾形が言う「道理があれば人は殺せる」と、アシリパさんの「道理があれば杉元と共に地獄へ落ちる」は、同じことを言っているようで根本的には違うようにも個人的には思います
アシリパさんの言う地獄とは、人の命を殺めた罪悪感=殺めた人たちのよすがを背負って生きていく未来のことなのかなと思います
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妻にすら「嘘」の自分として接していた中尉殿は、それでも愛さえ本物なら相手もそれに答えてくれることをフィーナに教えられました
そして本当に愛する人のためなら、人は時に自らの命をも省みずに行動できるということすらも、フィーナの最期によって知ったのかもしれません
あまりに悲痛ですが…