まい(@cocomai047)さんの人気ツイート(リツイート順)

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信田さよ子先生のクロ現、圧巻だった。「親とうまくやることと親を許すことは別物」と何度も。「親を許せ」という世間の風潮のなか、できずに苦しんでいる人の砦になっているかのよう。専門家にはこんなふうにはっきりと強く、世間の圧力や思い込みに対して発信してほしい。#クロ現
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親を捨てた人が本当に捨てたくて捨てたわけがない。どれだけ親たる存在が欲しかっただろう。それを得られず苦しみ続け、最後に勇気を振り絞って捨てる。そこらの知り合いと縁を切るのとは違う。その葛藤の時間を知らず、「親なんだから」とか軽く言う大勢の人に、また苦しめられる。#クロ現
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子どもがやるべきは子どもでいること。子ども時代を無理に大人をやった人は、子どもをしっかりやって大人になった人とはまるで違う世界が待っている。その違いに苦しみ、息も絶え絶えになりながら何とか生き延びる。こっちからは見えるけど、向こうからは見えない世界。#クロ現
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世の中の常識は、ちゃんと子どもをやって育った人の感覚をベースに決まっている。そういう人は、大人になれば親に感謝できる。親なんだから面倒みないと、と自然と思える。そうなるのには理由があり、そう思えないのにもちゃんと理由がある。背景を理解するとはそういうことだと思う。#クロ現
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親の背景の理解とは、親も大変だったんだから仕方なかったんだ、と自分に言い聞かせて納得させることではない。そんなことはもう、子ども時代からさんざんやってきた。お母さんはかわいそうだからせめて自分はいい子でいないと、と。そんなことは本来子どもがやることじゃない。#クロ現
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親の背景を知るのは大切だと思う。私もそれが理解できたから、自分の状況をある程度理解できた。その後どうするかは、個人の選択。私も親と表面上うまくやっていくのはどうしたらいいか、考えてもいる。でもそれと許すかどうかは別。無理に許そうとすることによるいい影響は、何もない。#クロ現
7
信田先生は、あの短い時間のなかで、そういういろんなことを含みながら、当事者の立場に立って話されていた。わかっている人の存在は、本当に勇気づけられるものだと思う。わかってくれる人が、まわりにほぼいないことも、珍しくないと思うから。 #クロ現
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クロ現のあと、SONGSでさだまさしが出ていた。さだまさしの歌は、昔からとても好きだけど、歌を聴くたび思うのは、これが典型的な、多くの人の世界。彼が歌う無条件の家族愛は、私からはほど遠い世界。ほしかったけど得られず、あきらめたもの。ようやく。 あきらめたかったわけじゃない。 #クロ現
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母をかわいそうだと思わなくなったのは、母は親として存在してなかったとわかってから。母は、大人のフリをした子ども。私には、親はいなかった。それがわかったときの衝撃。過酷な状況にいたのは子どもの自分のほうだったのに、それも知らずに。親が助けてくれるのが普通なんだと知って、また衝撃。