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阪大病院ICUのすべてのベッドがコロナ対応となりました。これは「いまICUにいる重症の患者さんをすべて一般病棟に移して診ないといけない」「術後にICUに入るべきすべての手術がストップする」ということを意味します。
news.yahoo.co.jp/articles/d3689…
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ICUに入るべき重症患者が一般病棟に入るとどうなるのでしょう。
重症患者はより多くの医療スタッフを必要とします。そのため一般病床が圧迫され、本来コロナとは無関係の患者さんが入院先を失います。
がん、心筋梗塞、小児難病。
大学病院が高度医療の担い手としての機能を失うのです。
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夜泣きに泣いているママを見て、弱い人だなと思っていました。
言うことを聞かない2歳児に手をあげそうになると聞いて、愛情の薄い親だと思っていました。
反抗期の娘と怒鳴りあったと聞いて、子育てに失敗したんだなと思いました。
いまはそのすべてがふつうの子育てと分かります。
ーある経験者より
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変異種が増えれば感染者数が増え、その中でさらに新たな変異種が生まれます。毎日30万人以上の感染者が出るインドで3種類以上の変異種が見られるというのはそういうことなのでしょう。
インドでは医療酸素の不足が深刻で、ボンベの略奪さえ起きています。私たちがいますべきことは明らかです。
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面会制限下、電話で様子を聞くことに遠慮しがちなパパママへ。
1.いくら電話しても「またかかってきた」なんて微塵も思っていません。むしろ”あのご両親は熱心”と人気上昇
2.時間を決めて毎日電話をする方がいいです
3.どの時間がいいか聞いておくともいいかも
(9-11,16-18時が一般的に忙しいです)
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海外の悲惨なイメージとは異なり、どの病棟も粛々と医療を継続しています。
スタッフが過労で倒れる、酸素が足りない、一般患者が見捨てられる、ということもまったくありません。診療中の患者さんはぜひご安心ください。
でも、だからだいじょうぶ、ではありません。
いまの行動が2週間先を決めます。
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新型出生前診断法が問題になるとき、その対象はいつもダウン症です。それはなぜか考えたことがあるでしょうか?
その答えが「ダウン症は生きるから」だとすれば、いったい私たちが問うていることは何なのでしょうか。
この講演録、一度は目を通してみるべきです。
jdss.or.jp/project/images…
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コロナ陽性妊婦が自宅出産、生まれた赤ちゃんが死亡、とはショッキングなニュースです。
大阪には『産婦人科診療相互援助システム(OGCS)』というすばらしいネットワークがあり、たらい回しは起らないという安心感はありますが、油断は禁物です。
digital.asahi.com/articles/ASP8M…
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阪大病院小児科では、『NICUのオンライン面会システムを、6ヶ月間、2つの施設に、無償で貸与する』というプロジェクトを開始しました!
公募期間は10/25~11/12
【詳細は以下のHPへ】
med.osaka-u.ac.jp/pub/ped/www/ne…
★ぜひリツイートしてください★
みんなに届け!
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クラウドファンディング挑戦中!
コロナ禍による面会制限により、ご両親は自由に赤ちゃんに会えません。ご兄弟や祖父母は顔も知りません。
赤ちゃんにいつでも会えるオンライン面会システムの構築を目指します。
#阪大
#NICU
#クラウドファンディング
#面会
readyfor.jp/projects/handa…
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この件で保健所は責められません。このコロナ禍の中、終わりの見えない精一杯の努力を続けています。
やはり妊娠出産を熟知したエキスパートによる一元的管理が必要なのです。
自宅出産で男児死亡 コロナ感染の妊婦、なぜ入院できず:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASP8N… #新型コロナウイルス
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ECMOってなんでしょう?
人工呼吸器は気道に酸素を送ります。でもECMOでは、血液を取り出し、回路中で酸素を加えて体に戻します。水分管理、血圧変動、回路閉塞… 想像以上に複雑で最新の注意が必要です。
ECMOを扱える医師・看護師は一握り。教育も数ヶ月ではできません。
news.yahoo.co.jp/articles/f9ed9…
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ECMOは一朝一夕に扱える代物ではなく、それを維持できる医療者は不足しています。どうしても対応可能な大学病院が最重症患者を担うことになります。
重症ベッド数の問題は「いくら飛行機がたくさんあっても、普通車免許しか持たない人ばかりでは空は飛べない」というところにあるのです。
#阪大病院
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以前もお伝えしたように、乳幼児に肺炎・気管支炎を引き起こす「RSウイルス」の季節外れの感染拡大が止まりません。
大阪では過去10年間で最多の報告数を記録し、それ以外の地域も急増傾向にあるなど、全国的な大流行になりそうです。
とくに基礎疾患のある乳幼児は注意です。
digital.asahi.com/articles/ASP67…
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インドはもともと世界のワクチンの6割を生産する「製薬大国」。コロナ流行の初期は”ワクチン外交”を目指していました。
決して途上国ではないインドのいまの姿は、ほんとうに ”他人事” でしょうか。
【映像】医療崩壊に直面するインド コロナ「二重変異種」の猛威
news.yahoo.co.jp/articles/4a98e…