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ところで、前に私にホテル行こうと誘ってきたプロデューサー、どさくさに紛れてフォローしてこないで。あなたの名前を見るのも苦痛です。自覚ありますよね?
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昨年、海外の映画祭の関係者だというひとを紹介された。自身の告発の後だった。話していくうちに、彼はある映画監督の名を挙げて「性加害報道があったせいで作品がお蔵入りになってしまって気の毒だ。やりすぎだ」と言った。耳を疑った。その映画監督は、私に加害してきた人物だったから。
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今日発売の図書新聞3537号での連載「シネマの吐息」に「映画界における性暴力被害の当事者のひとりとして」という文章を書きました。榊英雄氏の件です。自分の署名で残るかたちで書くべきだと思ったので、この連載枠の中で書くことにしました。
x.gd/z9iwz
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彼はおととい、加害者と楽しそうに飲んでる写真もFBにアップした(消したみたいだけど)。加害者監督の参加決定は、映画祭に関わる方全員の総意だったのでしょうか?この監督の加害報道は海外ニュースにもなっているのに。反対する人は本当に誰もいなかったの? twitter.com/shin_hayasaka/…
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さすがに冷静ではいられなくなって「どういうつもりで言ってるの?」と私は言った。話していくと、彼は私が被害当事者だということを知らなかった。すごくショックだったし、なぜその言葉が二次加害にあたるかも話した。かなり、怒りながら。彼は謝ってきた。
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だけど彼は加害報道されている映画監督をわざわざ自分の関連する映画祭に呼ぶと言った。映画祭の公式コメントでも加害者を擁護していた。都合の悪いコメントは消した。一体何が起こっているの?日本の加害者に有利な法は知っている?あのときは何のために謝ったの?
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いま、私自身がようやくこのようなことを言えるようになったのは、はじめに声を上げてくださった方達のおかげです。映画界だけでなくあらゆる場所で、このような加害・被害が起こらないことを心から望んでいます。この環境を変えていくために、私も闘っていきます。
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この1年、二次加害については認知され、世の中はちょっとずつ良くなっているんじゃないかと希望を見出した矢先だった。でも……。
加害思考の人は変わらない。そんなことを突きつけられた気がた。安易に希望なんて見出してはいけなかったのか。性暴力、二次加害。傷口から溢れた血が止まらないまま。
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記事を読んでくださった方、耳を傾けて下さった方、言葉をかけてくださった方、ありがとうございます。今回のことを黙っていないでよかったと思っています。みなさんのおかげで「なかったこと」にならずに済んでいます。本当にありがとう。
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売名だとか二次加害してくる方いまだにいますが、告発して私が「得した」ことは何一つありません。時間もお金も精神力もマイナスです。かろうじて
良かったのはセクハラしてくる人が周りから減ったくらいです。ちなみに二次加害に対しては警察にも弁護士にも相談しています。#MeTooJapan #timesupJP
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それからしばらくして、知人が来日しているタイミングで集まる会があった。すごく楽しみにしていた。少し遅れて彼がやってきた。友人の知人として。驚いたけれど、普通に話もした。謝ったから、許そうと思っていたから、反省しているように見えたから、わかってくれたのだと信じたかったから。
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また、このようなことが、映画界だけでなくいろんなところで同時多発的に起こってきたことも想像できます。間違っていることが間違いだとかおかしいということを当たり前に発することができる世界であることを心から望んでいます。
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話した時間も、同じ空間で飲んだことも、今はただショックで悲しい嫌な記憶になってしまったよ。
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榊氏の件は自分も性暴力を受けた側で当事者になってしまったこと、また俳優の木下氏の件についてもあちこちから話を聞いていたので知っていました。それでも自分には何も変える力がないからと黙っていたことを恥じています。その間に被害を受けた方が多くいたことを知り、いたたまれない気持ちです。
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もし、加害者側に立ったことがあると自覚している人がいたら、自ら謝罪するなり、2度と繰り返さないために何ができるかのか発信したらいいと思います。この問題は、被害にあった人間だけの問題ではありません。
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日本の映画業界について、アメリカのVariety 誌のインタビューに答えました。もはや日本の問題だけではありません。日本映画業界は重く受け止めてください。世界の多くの人に読まれますように。
variety.com/2022/film/asia…
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有名であること、監督やプロデューサーなど”使う側になること”、また事務所でタレントを雇用する側になることがどんな力関係をもたらすかに対して、この仕事に関わる全ての人が認識すべきです。なろうと思えば誰でもなれる業種だからこそ、その自覚がとても重要だと思います。
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今までどこかで、声を上げたところでこのようなことは日本では変わらないだろうという諦めの気持ちが強くありました。私自身に非があるから起こってしまったのだという考えが拭い去れず、誰かにきちんと話す勇気もなく、自分の中に封印してきてしまいました。
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共同通信で「映画界の性加害」について取材を受けた企画記事が、北国新聞と京都新聞に掲載されました。"性被害"の問題ではなく、"性加害"の問題だと見出しにあるのは小さくても大きな一歩だと思います。
まだまだ終わりません。変わるまで続きます。
#MeTooJapan
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セクシャルハラスメントしてくる張本人にやめてほしくて「こんなことがあって嫌だったんです」と遠回しにその人がしてくることを話しても、まず自分の話だとは思わないみたい。なんなら「酷いねー!」とか一緒になって怒ってきたりする。いや、あなたの話なんだけど。
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連日、#朝日新聞 で映画界の #MeToo について取り上げていただいています。私も取材を受けました。
加害者の名前が出ていないことについて、個人的には並べて欲しくありません。いまだに名前も見たくない。私の名前とセットにされるようなのが耐え難いです。難しいですね。。
asahi.com/articles/DA3S1…
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映画界、演劇界だけの問題ではなく、政治の課題と言ってくださることがどれだけ心強いか…ありがとうございます。
拝聴させていただきます。 twitter.com/kirayoshiko/st…
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昨夜のNEWS23で共同声明についても取り上げていただきました。まずは自分のいる映画界から声を上げます。どの世界でもこのようないことが起きないために。
「映画界変わってほしい」映画界の性暴力 被害俳優らが声明発表(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/articles/3c39e…
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#キネマ旬報 の新企画 #MeTooから考える の第一回目の対談を映画監督の呉美保さんとしました。呉さんは #映像業界から性加害・性暴力をなくす会 を一緒に立ち上げたメンバーでもあります。映画業界内からこのような企画記事が出たことはとても意義深いと思っています。#MeTooJapan
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