2
どうでも良い事。
自分が『シルバー仮面』のLD等を作っている頃、この種の作品を二十歳を超えた大人が語るのは恥ずかしい事で話せるのはマニア同士の間しか許されない状況だった。アニメより酷い扱われ方だった。
それが今や『シンウルトラマン』の話等普通に話しSNSに流れている。
変わる物なんだな。
3
カルトをカルチャーに
シルバー仮面も岡本喜八もこの言葉を誓いにLDや本を作った。
未来は今になった。
4
#ULTRAMAN
以前も書いたけど、試写で感動して松竹の宣伝会議に出たら宣材が掲出されていたのでいつもは発言したりしないんだけど『このビジュアルじゃ作品の良さを全く伝えてない。
もっとウルトラマンと怪獣が誰でも分かるようなデザインに出来ないの?』と訊いたら『円谷サイドの決定です』と一蹴。
5
ご存知の通り、あの夕焼けと空中戦の二種類のポスターで正月興行に入ったが大コケ。
作品が良くても宣伝がダメだとどうしようもない典型的な例として記憶に残った支配人時代の思い出。
いや、他は分からないよ。でもウルトラマンは30年位観てきたから自分は一番分かってると思っだけどな。
凄く残念。
7
『シンウルトラマン』のファーストランは今日でほぼ終了する。
残念ながら50億円の興行収入は越えられなかったが、オフシーズンでこの成績は立派。
庵野秀明のシナリオで自分が尊敬に値すると思っているのは、怪獣等キャラクターの登場に余計な物を追加させず脚本を完成させた事。新怪獣等出して少し
8
記憶が間違ってなければ、『ピンポン』を上映したのはテアトル梅田だったと思う。
ミニシアターをチェーンにした小規模なヒット作を生み出した新たな興行の鉱脈だった。
しかしこの時排除された大手シネコンは面白くなかった。次にこの規模の作品をやる時は自分のシネコンに優先的にやらせろと言った。
9
講談社がある本を作った時借りていた資料を散逸させ後続した編集者はひどく迷惑を受けた。
自分は絶対そんな事はないようにしようと思い資料は使用後にすぐ返却していた。
あれから30年。やはり後続の編集者により多くの本が出たがその間に資料は殆ど散逸したのだと聞き怒りが収まらない。
最低だ。
10
こうして盗まれた物がヤフオクや街の古物商に流れて行くのだろう。
全てがルパン3世が正面きって盗むとは限らないのだという怖さ。
本当に許せない。お前ら、そんなのはオタクの趣味しゃないからな。ただの窃盗だ。
11
いや、ちょっと待てよ。
安い編集費の補填で図画図版を盗み換金してるのか?
兎に角何故原著作者の元に作品が戻らず紛失するのか?
これは保険とか補償のレベルの話だと思うがな。