1
スレッタ「せ、先生」
アムロ教官「どうしたスレッタ」
スレッタ「ぷ、ぷ、プレッシャー……相手が放つプレッシャーというのはどの警告情報に表示されるのでしょ、うか」
アムロ教官「機械的には観測されない」
スレッタ「じゃ、じゃあ……」
アムロ教官「殺気だぞ。集中すれば自然に感じるだろう」
2
アムロ教官「──このような状況ではセンサー系による警告が重なりスレッドアセスメントそれ自体のプライオリティ判断が難しい」
生徒「確かに」
アムロ教官「そこで攻撃意志の濃度……言わば殺気の強さから攻撃優先度を決める」
生徒「……ん?」
アムロ教官室「強いプレッシャーを放つ目標から倒す」
3
@PQuYyeDAn2vOeLa 「ログを遡ると── 一応他の機体の動きや通信内容から戦況分析をしてる形跡はありまして、それに基づく直近未来予測とその出力ではあるようなんですが……未知の関数を含む論理演算の結果、虚空にロックオンしてるみたいで」
「気味が悪いな」
4
「ジムの火器管制がおかしい?」
「ホワイトベース隊のフィードバック分のアップデートからなんですが」
「何が起きてる」
「何もない所にロックオンマークが付いて射撃せよのアラートが鳴るんですよ」
「ダメじゃないか」
「撃ったらそこに敵が飛び込んでくるんです」
「…………」
5
ゾンビもの映画とかで「ゾンビ氾濫のニュースを信じないやつ」「専門家を鼻で笑ってまんまと感染するやつ」「感染したら被害者ぶって助けを請うやつ」「で、助からずに死ぬやつ」、現実にはそんなやつおらんやろ……って思ってたけどコロナ禍の三年間で全部おったもんな……。