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「離れる不安(見捨てられ不安)」からくる「好き」は、本当の好きではない。それは、不安を解消したいだけで、「一緒にいたい」も成熟した感情ではない。
でも、多くの人は、『一緒にいられないのが不安』を『好き』だと思って行動してしまう。
夫婦関係でこれが起こると、喧嘩はずっと続いてしまう。
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洗脳は、洗脳がとけるときに不安が起きるように仕組まれている。そこは、自分の考え、感情、価値観が恥ずかしいものだと思い込まされ、誰かの言うことを信じるしか助かる方法はないという刷り込みがある。
その自分を助けてくれるはずの人を失う怖さが出てくる。
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発達性トラウマがあると、『許可が与えられないと動けない』『許可が出されて、初めて、『これ、していいんだ』と分かる』という感覚がある。自分自身に、『○○していいよ』とたくさん言えると、動きやすくなる (身体的にも動きやすくなる)。
#トラウマ
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強迫症の本を出します。
内容的には、強迫症の認知モデルも含めた認知行動療法のやり方を書いています。
強迫症に特有の6つの認知やら、その周辺で言われていること、そしてJonathan Abramowitzが言う制止学習による曝露の組み方とか…
それにプラスして、自分なりの曝露のコツを追加で書いています。 twitter.com/kongoshuppan/s…
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大学院生のとき、通級指導教室に実習に行っていて、そこの先生が、「発達障害を持っている人で褒められると嫌がる子が結構いる。だから、褒めるっていうより、認めるというニュアンスでやっている」って教えてもらったけど、それは今から思えば、トラウマへのアプローチだった。。
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複雑性PTSDの知名度が上がることはいい事だと思う。でも、複雑性PTSDの診断基準はかなり厳しい。臨床では、PTSDがつかなくともトラウマのケアが必要な場合が多い。PTSDの診断がなくとも「トラウマ」というだけでケアされるような社会を目指していくのが理想なんじゃないかな。
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『怒りが止まらない』というとき、怒りを何とかする前に、『怒るほど、傷ついた部分』にしっかりと共感し、ケアすることが大事。
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『優柔不断(決められない)』は、強迫症の症状です。
完全な選択肢を選ぼうとしてしまうので、決められないという現象が起きます。 『正しい選択肢を考える』『正しい答えを考える』『選んだ結果何が起こるのかを考える』が強迫行為です。性格ではありません。 #強迫症
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トラウマの臨床をしていると、その手紙を受け取った後に、親がその言葉を受け止めて、しっかりと謝罪し、子供と向き合った場合は、親と共に回復に向かうし、突っぱねた場合は、回復が遅れ、親の離別に進む。もしくは、引きこもり状態になる。それくらい、大きな分かれ道になる。
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最後に言ってみようと思って頑張って書いたものになっているはず。親からしたら、まさに青天の霹靂だけれど、きっと何年も前から脈はあって、その要所要所で拾えなかった何かがあったはず。それが大抵の場合、そこに書いてある。
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子育てしているときに、子供から長い手紙や長文LINEが来たら、それは、最後通告だと思ったほうがいい。それを書くまでに積もり積もった気持ちがあるはずだし、それを書くか否かでとても迷っているはず。子供からしたら、伝えないという選択肢もあったんだろうけれど、