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た」と笑顔で温かいお言葉を頂いた。
そんなおじいさんは明日が結婚記念日で
奥様と初めて旅行に行った
新潟に訪れるらしい。
大切な日に、こんな形でも誰かの笑顔のきっかけになれた事は嬉しい。
天国にいる奥様へ
あなたの旦那さんは元気です。
そして今も変わらず奥様を大切に想っています。
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そうすると『教えてくださりありがとうございます。』とお礼を言われた。
「おじいさんも編み物されるんですか?」と聞くと
おじいさんが奥様の話をしてくださった。
奥さんは5年前に亡くなられたらしい。
家事が落ち着くと編み物をされており、編んだものを小声をブツブツ言いながらよく解いていた
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ようで、その時おじいさんは「折角編んだのになんで解くんだ?😥」と思いながらも癇に障らないようにと聞けず、
今日編み物している僕を見て勇気を振り絞って声を掛けて下さった。
女性に聞くのも恥ずかしかったようで
「編み物してる男性の方に出会えてよかった」と「妻にようやく聞けた気になりまし
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した。
今日は雨が降っていたこともあって
飛行機が結構揺れてたのとまだ編み物Lv.1くらいの僕なので
編み目のきつさが安定出来ず、
編んでたのを解いてはまた編んでを繰り返していました。
揺れが落ち着き、シートベルトサインが消灯したときに
そのおじいさんがお手洗いに行き戻ってきたときに
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僕の元にきました。
心の中では「悪気のない傷付ける言葉」を言われるんだろうなぁーと思っていたのですが、
👴『突然すみません。なんで折角編んだもの解いているんですか?』
と聞かれた。
最初は「ん?」と思ったんですが
自分が未熟でまだ編み目を均一に出来ないことをありのままに伝えました。
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今日、飛行機の中で編み物してました。
僕は窓側席で隣は空いてて、
通路を挟んだ席に70代くらいのおじいさんが座ってたんですが、
編んでいるときにすごく視線を感じてたというか
完全に見てました 笑
あー、どうせ「男のくせに編み物?😟」とか思っているんだろ😡
と考えながらも気にせず編んでま