1
息子が中1の1月。
父親の他界からしばらく、息子は部活に出なかった。
同級生が非難した。「おやじが死んだくらいで休むな。俺なんか、じいちゃんが死んでも全然休まなかった」
息子は彼に掴みかかり、彼は息子の顔面を殴った。
あれから11年。
父親の死と祖父の死の違い。今の彼ならわかるだろうか。
2
ちょっと衝撃的だった。
25年ほど前。
幼い娘と公園に出掛けるのが日課だった。そこにはいつもたくさんの親子がいて、ゆったりとした時間が流れていた。
25年ぶりにその公園を訪れた。
たくさんの保育園児が走り回っていた。数人の保育士が何度も人数を数えていた。
思わず保育士の立場で観察した。
3
本当の少子化対策は、保護者にお金を配ることじゃない。
子どもに関わる専門職の待遇を改善することだ。
4
滑り台の陰の子。ブランコを横切る子。公園から出ようとする子。…保育士の目が届いていない。
背筋が凍った。見ていられなかった。
保育士を辞めて良かったと思った。
ゆったりと子育てできる時代に生きられて良かったと思った。
今の子育て世代を、心底気の毒に思った。
保育士が、足りない。
5
私も、夫の仕事の成功のために自分の全てを犠牲にしてきました。
夫の幸せが、自分の幸せだと思っていました。
しかし、夫との死別後に、ハローワークで「(仕事を)何もやって来なかったんですね」と断じられ、日本社会の闇を知りました。
妻が担う家庭でのケアワークは、日本社会では【無】です。 twitter.com/saitohisanori/…
6
水泳が苦手でコンプレックスを持ってた私。自分の子にはそんな思いをさせまいと、幼児期から水泳教室に通わせた。
淡々と教室に通い続けていた息子は一度だけ「辞めたいな」と呟いた。私は「個人メドレーができるようになるまで頑張ろうよ」と励まし、息子もそれに同意した。
7
RT
保育園に勤めていた時、私は主に遅番(16時~20時)を担当していました。
園の玄関チャイムが鳴り、他の子の保護者が迎えに来るたびに、延長保育組は遊びの手を止めて玄関を見つめます。自分の親でないと分かると、黙って遊びに戻ります。それが2時間も延々と続いていました。
8
沢山の方に読んで頂き、嬉しく思います。 ありがとうございます。
・保護者にお金を配ること。
・専門職の待遇を改善すること。
これは二項対立で語る問題ではないです。言葉が足りませんでした。
「保育士を確保しなければ子どもの安全は守れない」ということをお伝えしたくて書いた言葉です。
9
私は、保育現場と学校現場を経験してきました。
正直に言います。
子ども達は、親との関わりに飢えています。
親が家庭にいる時間が、少な過ぎるのです。
親と子の分離を促進する政策を、私はとても危惧しています。
10
11
補足
保育士を辞めて良かった…
子どもの安全を守れる訳のない環境で、子どもの安全を守らなければならないプレッシャー。
そのプレッシャーを、久しぶりに思い出したのです。
怖かった。苦しかった。
心臓が高鳴り、涙が込み上げました。
あの環境に二度と戻りたくないです。
12
保育士だから言えること。
保育園は、子どものストレスが上がるところです。
《親御さんを責めるわけではないのですよ
でも
親御さんの時間はあって子どものリフレッシュする時間はないのはおかしくないですか?
長時間の集団生活なんて本当に疲れると思います。
子どもだって一緒》 twitter.com/71141206/statu…