ライトノベルでもライト文芸でも、作る側が打ち合わせをするときは互いに持っている定義というかイメージをすり合わせておかないと事故る。 たとえるなら、「お好み焼き」と言ったときに片方が「大阪風」で片方が「広島風」だったら齟齬が出るし、下手すると「なんだァ?てめェ……」と喧嘩になる。
Twitterは140字に収められた言葉が独り歩きするので、細かい意見を述べたり議論するには根本的に向いてない。なのですべてを圧縮し「にゃーん」となる。
「本を買う」という行為が日常化しているので、当たり前のように情報を仕入れて、欲しくなればリアル書店なりネット書店でホイホイ買うのが当たり前。 そうなると観測できる範囲には「本を買うのが当たり前」な人が多くなるので「本がどこで買えるかわからない」という人々がいる、と想像できない。
ここ1年に刊行されたライトノベルのタイトルをテキストマイニングして、出現頻度で図示してもらったやつ。
「この単語が特異ですよ」というスコアも出ています。 「成り上がる」が目立ってて、「令嬢」「虐げられる」「尊い」「スローライフ」「聖女」「追放」あたりのスコア高かったですね。
去年書いた記事はこちらでふ。 1年間に発売されたライトノベルのタイトルを、AIテキストマイニングで分析してみた|岡田勘一[編集者・ライター] @kanichi0203 #note #私の仕事 note.com/kanichi0203/n/…
「創作術」に関する本を読んで、エッセンスを抽出する試みをしているのだけど、初手から「創作術とか書いてある本なんか読むんじゃねえ(でも書いてる)」と書かれている本が群れをなして殴ってくるので、先行き不安である。