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ちなみに私が勤めてい支店は子育て真っ最中のお母さん行員がたくさん居たので、みんな本当に応援する気持ちで振込処理をしていました。私が耳にした今回の事件は着服の可能性もあり、誠心誠意働いていた者としては、せっかく咲いた桜を散らすような着服をする銀行員は切腹して欲しいくらいの気持ち。
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振込用紙と現金を銀行員に渡したら、大金を運び終えた安心感からほっとした顔でそのまま帰ろうとしてしまう方もいらっしゃるのですが、記入内容に誤りがあると振り込めませんし、振込処理をしてから領収証をお渡ししますから、必ずそれまでお待ちくださいね。
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毎年毎年、この時期になると「入試が始まります。受験生の将来がかかっているので、ミス0でいきましょう!」と銀行員も気合いをいれて、正確な事務で受験生を応援するのですが、毎年全国どこかしらで、軽重の差はあれ事故が起きます。
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「盆暮れ正月ゴールデンウィーク」「年度末・年度初め」銀行の繁忙期です。受験料と入学金の振込は、年末年始と年度末という繁忙期と重なり「普段ならまずこんなミスしないのに」というあり得ないミスが出るほど銀行員が錯乱状態になりやすい時期なので、領収証は必ず受け取り、保管してください。
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合格した学校の入学金を銀行で支払ったのに、銀行内で振込処理がされず辞退とみなされてしまった人が、領収証があったことで入学できたという話を聞いて、元銀行員として、声を大にして言いたい。領収証は、実際に入学するまで絶対に捨てないで下さい。事故は、起きてはいけないものだけど、起きます。