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水道が民営化されたらこうなるという事例。民営化を検討中の自治体は参考にしてください。 kahoku.news/articles/20220…
私は個人事務所を構えて、出版の企画や編集、海外文学の翻訳などの仕事をしている零細業者です。主に「怪奇幻想」の分野を扱っています。そんな片隅の者ですが、明後日の七月十日に参院選投票を控えて書いておきたいことがあります。長くなりますが、お目通し願えれば。
#フォロワーの8割くらいが体験した事が無さそうな体験 書店に勤めていたとき、「組」の人が「ムショの兄貴に本を差し入れしたいが、どんなのがいい?」と相談されたことがあった。店長を呼び、兄貴の好みを聞いて、吉川英治『三国志』揃いをお薦めし、お買い上げいただいた。
書店が店頭に出す本を選ぶことについて批判している人のほとんどが「書店は流通しているあらゆる本を並べている」と思い込んでいる様子。日頃書店に立ち寄ることさえないのだろうが、相手の仕事を知らないで批判できることに驚く。店舗の規模はともかく、商品を選ばないと仕事にならない。
この一年ほど、政治家がかかわる問題や事件を見て思うのは、想像力の乏しい人が多いこと。たぶん、文学とは縁遠いんだろうな。文学は実学ですよ。仮定の問題にも答えられる思考力も、失言を防ぎ誤解されないようにする言語力も養える。
出版を根底で支えるのは、言論・表現の自由です。それは日本国憲法第21条で保証されています。 elaws.e-gov.go.jp/document?lawid… が、政権与党である自由民主党は改憲を主張しており、この第21条も、同党の草案では制限がよりしやすくなります。以下の該当箇所を御参照ください。 satlaws.web.fc2.com/0140.html
国政の仕事につく人たちには、一般市民にはっきりと「自由を守る」「生活を守る」「不当な制度は実施しない」と明言していただきたいと思います。そして、有権者の皆様には、手にある一票を無駄にせず、御自身の自由や生活を守る努力をしてくれる候補者に、投じていただきたいと思います。
記事引用《今月16日の地震で、団地の貯水槽から住宅に至る水道管が数カ所で破損し、57世帯のうち52世帯が断水した。……修繕を申し入れたが、会社側は「直したいが、金がかかる工事はできない」などと難色を示したという》 民間企業だから「直したいが、金がかかる工事はできない」と言える。
長引く不況の中、出版業の人々も厳しい中、仕事を続けています。消費税増税、紙をはじめとする原材料費や、円安による海外著作権契約費の高騰。さらに、本の内容を作る書き手、著者・翻訳者・イラストレーター・校正者などは、インボイス制度が実施されれば、仕事上の拘束や収入減を余儀なくされます。
出版は産業ですが、文化でもあります。そして、規模の大小にかかわらず、出版物にはそれぞれ、制作者の主張があり、存在する意義があります。経済的な理由や制度の変更で、主張がしづらくなったり、意義が認められなくなったりするような社会になってほしくはありません。
ですが、これはジャンルの問題ではありません。言論や表現の自由、ひいては個人の内心の自由が脅かされるのではないか、という不安が、今の政治状況を見ていると、否めないのです。現在、与党が主張している改憲論は、そのような不安を倍加こそすれ、払底はしません。
「そこは大丈夫」と言ってくれる改憲論者の方もいるかもしれませんが、どこまで信じていいものか。為政者の虚偽答弁や、公文書の改竄・廃棄が頻繁になされたあとでは、安心できるものは何一つありません。
NHK「おはよう日本」でインボイス制度が取り上げられた。アニメ業界に絞っていたが、弊害は明確。国税庁の返答は「周知」と「相談」だけなのに呆れる。「益税」なるものが誤解の産物であることが明言されなかったのは残念としか言えない。
一昨年あたりの記事かと思ったら。文庫はとうに「廉価な本」から「サイズが小さい本」になっている。今の文庫の価格帯は、感覚としては1980年代、創刊時の講談社学術文庫級。 文庫も1000円超、値上げ続く紙の本 配送コスト増、用紙も値上げ:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…