イカが処されてる。
台湾花王のマジックリン「魔術靈」漂着。
三浦市での漂着オサガメ解剖終了。成熟手前?のオス?で栄養良し。最近は何も食べていませんでしたが、過去にはサルパかクラゲらしき無脊椎動物を少し食べていました。なお肉眼で見えるプラスチックなど異物はひとつも有りませんでした。
ウミガメの体内を見るまでも無くゴミ問題は明らか。リソースを効率的に投入して改善・解決する方向に異論はありません。
ウミガメの消化器にずばり「レジ袋」があった事例は、過去1例。
ウミガメにダメージを与える消化管異物・人工物としては最も凶悪だと考えているのは、ロープ・釣糸・タコ糸など長手の繊維。これは素材が木綿でも同じ。また、長い膜状プラスチックがよれてロープ状に成ってもマズそう。
過去のまとめ。 本当にウミガメはビニール袋を食べて死んでいるのか調べてみた。 - Togetter togetter.com/li/663513
累計では無く、1年間での比など。 「本当にウミガメはビニール袋を食べて死んでいるのか調べてみた。」 Science at Sea ocean-wanderer.info/wwwp2/niconico…
僕が「漂着ウミガメ解剖終了〜栄養良し」などとTweetしているのは、そういう意味で栄養状態を明示したいから。栄養状態は肉付き・脂肪厚・肝臓の大きさを根拠に述べています。
捻転・炎症・閉塞・穿孔・腹膜炎など消化器に直接悪さをしない消化困難物でも、滞留する事でウミガメを栄養不足に陥れる可能性はある。
大切なのは消化管からプラスチックが出現するにしろ大量の貝殻が出現するにしろ「それがウミガメにどんな悪さをしているか 」を見極めること。
飼育個体で、針金を飲んで重篤な腸閉塞・腸穿孔・腹膜炎を起こした個体は見た事あるが、瘢痕癒着が酷かったので、即死せず生きてたんだよね。
それ以外では、致命的では無いが延縄がウミガメを苦しめていた例が約5例、ロープを飲んでの腸重積&閉塞が1例、軟質パイプを飲んでの炎症が1例かな。
神奈川県で20年間、累計1100頭ほど漂着ウミガメを解剖調査してきて、消化器内のプラスチック袋が死因と断定できるウミガメには、まだ1頭も遭遇してないよ。
定置網で溺死した事に意見や対策案などレスは付かず、死因では無いレジ袋にレスは付く実態。 twitter.com/murosui_kochi/…