夫と初めて出会った時、 おもっっっっっくそ良い匂いがした。 香水の匂いなどではない。 甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ。 これほどまでに良い匂いがする男は この先の人生二度と現れないと思った。 もう二度と、私は私の鼻を信じない。
夫も義両親も 「学(ガク)がない人間とは話が合わない」 とよく言っていた。 “聖護院”を「せいごいん」 と読み、 “ゑびす”を「るんびす」 と読み、 私がてんさい糖を買ってきたら 「砂糖は白いことも知らないのか?!傷んだ砂糖を食わせる気か!」 と言われたのは学のあるボケだったのでしょうか?
私の記憶が正しければ、結婚後、夫が同窓会に参加したのは1回だけだった。 同窓会から帰ってきた夫はひどく不機嫌だった。 話を聞くと、 「Aの嫁は6歳下、Bの嫁は7歳下、Cは8歳下の嫁がいる!うちが1番じゃなかった!(私は夫より5歳下)」 と言われ、その後同窓会に参加することはなかった。
初デートでサイゼはアリかナシか? 奢りか割り勘か? いいか、よく聞け。 夫との初デート、 「美味しいうどん屋さんがあるよ」 と連れて行かれたのは、かの有名な丸亀製麺だ。 驚くのはまだ早い。 なぜなら、私はド田舎出身故にそれまで丸亀製麺の存在を知らなかったのだ。 はい、ここで驚く。
私はとても感動した。 美味しさと、価格と、トッピングという無限の可能性に。 夫は 「ゆっくり選びなよ」 と優しい言葉を残し、一人颯爽とレジへ向かった。 スマートだ。 ここでは大人の所作が求められるのだ。 夫を見習い、私も自分のお会計を済ませた。 胸の高鳴りは最高潮に達していた。
そうして私が恋に落ちたのは言うまでもない。 月日は流れた。 私は今も変わらず恋している。 フードコートに来るたび、真っ先にあなたの姿を探している。 我が子も、あなたを見る度自然と笑みがこぼれる。 あなた無しでは生きられなかった。 ありがとう、丸亀製麺。 愛してる、丸亀製麺。
週末、夫(教師)に 「子どもの上履きを洗っておいてくれる?」 とお願いしたら何て言ったと思う? 「「「学校で習ってない。」」」 へぇー...私も「上履きを洗えない40歳児」の生態は習ってないです。
この2つは、一部の子どもにとっては命取り レベルで別物だってこと知ってる????? 日清食品様、できれば袋麺の方も卵なしでお作りしていただけないでしょうか…
1万円の食事を奢ってもらっても感謝しない女 を非難する男さんがたくさんいたけど、 毎日三食上げ膳据え膳で用意してもらっても感謝しない男 を非難する男さんが見当たらないのはなんでだろう?
“旦那の教育”だと共感になるのに “妻の教育”だと大炎上になる というようなツイートを見かけたけど、 “花嫁修業”という言葉はあっても、 “婿修業”という言葉はないんだよね。 こっから先は各々で考えてください。