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彬子女王殿下の文章は無駄がなくて美しい。そして年中行事のエピソードのスケールが大きくて。
ひとりでも多くの方にふれてほしいなぁ。
6月は終わってしまいましたが水無月の話、思わずのけぞってしまいました。
intojapanwaraku.com/feature/japanc…
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ひえー!
藤原定家の「源氏物語」注釈書、欠損の1ページ発見…虫食い痕などから確認 #SmartNews yomiuri.co.jp/culture/202204…
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【セレブな犬】
正月に琴や三味線などを演奏する弾き初めの様子を描いた浮世絵。武家の姫君の前で琴を演奏する人物を、神妙な面持ちで見つめるのは犬の狆(ちん)。姫君のお気に入りなのでしょうか。フリルのついた首輪でおめかし、座布団の上に座り演奏に耳を傾けているようです。
#浮世絵動物園
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【僕を見逃さないで】女性が帰ろうとする男性を引き留めています。その後ろには、ツルにぶら下がる手長猿の絵。猿が水中に映った月を取ろうとするが、つかまっていた枝が折れて溺死したという故事から、この絵は身の程をわきまえないと失敗してしまうことを指しています。恋の行方は… #浮世絵動物園
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【遊女の手のひらに乗っているのは?】
品川遊廓の1室で、若衆に寄り添う遊女が手のひらにのせてなでているのは……なんと、鼠🐀江戸時代、鼠の飼育ブームがありました。その人気は飼育書が出版されるほど🐁 #浮世絵動物園
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【江戸時代の犬のハーネス…?】
雪の降る日、暖かい室内で小型犬の狆(ちん)が娘の着物の裾を引っ張って、遊んで〜の催促。よく見ると、たすきがけにしたかわいい紐を結んでもらっていて、とてもおしゃれです。狆の毛並みもこまやかに描かれています。歌川豊国の一点ものの肉筆画です。#浮世絵動物園
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古今和歌集を写していると和歌には「あはれ発生装置」がいっぱい仕込んであって、ボタンである言葉を押すと全員が共感する仕組みが作動するということに感動します。この「あはれネットワーク」を構築したのが紀貫之で本歌取りシステムを導入したというか進化させたのが藤原定家。すごい世界だ。
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和歌においては「桜」ボタンを押すとみんなの頭の中で「散る」がぽわんぽわんぽわんと発生して瞬時にネットワークが構築される。そのようなネットワークが数百年かけて張り巡らされた。
日本の詩世界の担い手が変化する中でこのネットワークを引き継ぎつつ全く新しいものに変えたのが松尾芭蕉。