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49日目
今日は谷の向こう側へ。
すぐにシカの群れを見つけた!…が気付かれて逃げていった。
ここには群れでシカがいるのか…
前は闇雲に追いかけて捕まえようとしたが無理だった。
弓を作れば捕まえれるかもしれない。
早速製作に取り掛かろう…!
#無人島漂着100日日記
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50日目
早速、弓を作った。
ありあわせの材料で作った割にはよく飛んだ
獲物を狩るため、身を守るためもっと早く作っておけばよかった…
矢によって飛んでいく方向が全然違う
色々と手直しが必要だ
これで獲物を狩ることができるかは分からないが
今日は一日中弓の練習をした
#無人島漂着100日日記
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51日目
谷のむこうで洞窟を見つけた。
地下深くまで続いていて真っ暗なのですぐに引き返した。
奥から水の音がしたので地下水があるのかもしれない。
でも、なんだか不気味だ…
何となく近づかない方が良い気がする…
こういう時の勘は大切だと思う。
#無人島漂着100日日記
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52日目
洞窟かと思ったら何かの巣だったみたいだ
骸骨だらけでここは危険だ。
早く出よう。
巣の中に三日月状のきれいな石が落ちていた。
これは拾っていこう。
#無人島漂着100日日記
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53目目
木の上で果実を採っていたら前に見た黒い島のヌシが川の水を飲みにきた。
ヌシだけかと思っていたが
どうやら子供が3匹いたみたいだ。
メスなんだろうか…?
子供がじゃれあってとても可愛いが
見つかったら間違いなく死んでいただろう…
息を殺してただ眺めていた。
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55日目
一日かけて慎重に近づき
シカを
仕留めた
#無人島漂着100日日記
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さぁ赤い四葉のクローバーを探してごらん。
#皆さん線画と塗った後を見せてください
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56日目
シカを…解体した
ずっと喉が詰まる感じがした。
やり方も分からず少し肉を無駄にしてしまった…
それでもしばらくは食べ物には困らないだろう。
とても疲れたが不思議な感じだ。
いつぶりの肉だろうか…
とても、とても
今まで食べた何よりも美味しい。
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57日目
夜、山の尾根に人影のようなものが見えた。
やっと人が…!いや…
隠れて近づいてみたら発光する変な虫?のような生き物だ
こちらに見向きもせず月に向かって手を広げている
あれはなんだろう…?
関わらない方がよさそうだ…
今日は綺麗な満月だった。
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58日目
#無人島漂着100日日記
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59日目
――今日は時おり島に悲しそうな
苦しそうな鳴き声が響いてる――
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66日目
ヌシの子供を見つけた。前は3匹いたと思ったけど…
向こうもこちらに気付いて慌てて逃げていった
私もヌシが来る前に急いで逃げないと
あの黒いヌシは恐ろしいが
何というか…やっぱり子供はかわいいな…
いずれあれも大人になるとヌシのように狂暴になるのだろう
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69日目
谷の橋までもう少し…橋を渡れば撒けるは――…
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70日目
…
#無人島漂着100日日記
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71日目
イノシシに崖から落とされ…川を流れ…
気が付くとどこかに岩に流れ着いていた
ここは谷の底だろうか?
随分、島の深い所まで流されたみたいだ…
人工的な…台…祭壇?のようなものがある
何の為のものだろう
なんだか気味が悪い…
ひとまず上を目指して出口を探そう
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72日目
やっと外に出れた
何てことだ。すごく大きな遺跡だ!
この島にこんな所があったなんて…
だけど…ここも水に沈みと草木にのまれ…
もう人はいなさそうだ…しかし凄い…
これだけのものが作れる文明がどうして今は
誰もいないのだろう…
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73日目
出口を探している途中で崩れた大きな壁画を見つけた
恐らくだけど、この島の底にアカメよりもヌシよりも
もっともっと大きな怪物が棲んでいる…らしい
島や海の所々に触手を伸ばしているようだ
地下の祭壇で怪物に何か飲み物?を捧げているように見える
海…触手…
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75日目
やっと遺跡から出れた
雲が高い
やっぱりここは島の谷の底だったみたいだ
…家に帰ろう…私の住む家に
壁画で見た島の住人の結末が頭から離れない…
アカメに食べられ船があっても海にも逃げれない…
目の前が真っ暗だ
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70
76日目
帰路、壁に阻まれ地下に続く階段を下りてみることに
階段は壁の上まで続いてそうだ
人工的な作りでここを何かに使っていたのか
底には油が溜まっている…
松明を持ってなくてよかった
色々使い道はありそうだ今度汲みにこよう
それよりも、とにかく早く帰りたい
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77日目
家に帰ってきた
けどこれは…
嘘だろう…
家の木が根元から折られてる
地中には大きな穴…これもアカメが…?
この島の住人もこんな風に襲われたんだろうか
この島にいたらいずれ私も…
でも船があっても島から出ることもできないし…
いったいどうすれば…
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78日目
とにかく、あそこにいても仕方ない
使えそうなものだけを持って前に見つけた洞穴に移ろうと思う
こんなに早くあの洞穴に行くことになるなんて…
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79日目
ここがこの島にきて3つ目の家だ
住みやすいように何か作ろう
なんでもいい
手を動かしている間は壁画で見たことも
島のことも、海を渡ることも、アカメもヌシも…
そして妹のことも考えなくてすむ…
何も考えたくない
でも何もしない訳にはいかない…
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80日目
手の痛みで気が付いた
昨日から眠ることもなく
ずっと作業をしていて手がマメだらけだ…
随分色々なものが出来上がって住みやすくなった
これでいい…
どうせこの島で死ぬなら今を精一杯生きる
それだけだ…
ここ数日色々ありすぎて何も食べてなかった
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75
81日目
#無人島漂着100日日記