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間違いなく、それまでのぼくの知り合いにはいないタイプの人間だった。
ますます興味は深まった。
僕が高校時代、青山通りでデモをしている同じ時間に、
彼は青山のどこかでダンスパーティをしていたのだ。
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東京にこんな所があるのかと驚いたものだ。
そんなバーで飲みながら、
彼の鼻歌をペーパーナプキンにいくつか書きとったものだ。
そのうちの一つが『中国女』になった。
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そんなバックグラウンドが異なる僕たちは、不思議に気が合った。
子犬がじゃれるように、毎晩のように東京の街へ。
まだまだバブルの狂乱の数年前、
一部のお洒落な人たちが行く数軒のバーを引き回された。
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彼ほど自分を表現することを好んだ人を他に知らない。
なので人生の最後期にそれが叶わないことがどれほどの苦痛だったのか、
僕には想像もできない。夫人の喜代美さんはそれをよく支えてくださった。
友に変わってお礼を言いたい。
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そして最後のレコーディングが大貫さんの曲だったんだなあ。
これも何かの縁だなあ。それにしてもRydeenが悲しい曲に聴こえてきちゃった。
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この番組は2003年に始まったので、今年でちょうど20年。
ずいぶん長寿な番組となりましたが、とうとう最終回となりました。
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最終回のオンエアでした。
これまで、お聴きくださった皆さん、ありがとうございました。
大貫妙子さん、ありがとうございました。
坂本龍一さんからのメッセージは番組サイトにも掲載しています。
j-wave.co.jp/original/radio…
#jwave
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明日のタイムテーブルが発表となりました⚡
j-wave.co.jp/holiday/202305…
#ttrs #radiosakamoto #jwave
#東北ユースオーケストラを続けたい
#ryuichisakamoto #skmtnews #trees4skmt
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SUGA (BTS) さんからのコメント #jwave
"私の大好きなミュージシャンが遠く旅立たれたと聞いて、とても心が痛みました。
坂本先生の音楽を聴いて育ち、先生のすべての音楽が好きでした。
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去年(2022年)に先生に初めて会い、そのあとSolo Album 'D-DAY'の収録曲「Snooze」を通じて先生とコラボレーションさせていただきました。
初めての出会いからコラボレーションする過程まですべての瞬間に感激し幸せでした。
先生の遠い旅路が安らかになることを心から願っています。" #jwave
J-WAVE(81.3FM)で2ヶ月に一度、日曜日の24時からオンエア。坂本龍一がナビゲートするラジオ番組 ｢RADIO SAKAMOTO｣ のアカウントです。2003年から20年お送りしました (2023年3月5日 最終回)。番組スタッフがツイートしています。