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他Tweetで見た「面白い本であれば宣伝しなくても売れる」論は、結構裏がある話だなと思います。
かつてのラノベは決して宣伝していないわけでなく、「そのレーベルで刊行すること」が最大の宣伝だったんですよ。
レーベルの存在感が強く、その宣伝基本メニューは書店店頭で機能していた印象です。(続
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あくまでラノベの話。
デビュー年齢が10代の方も40代の方も担当しましたが、或る時期にしか書けない物語はあるので、そこに優劣はないなと思います。もちろん性別も。
ただ、沢山の作品を書き続けることで開ける扉もありますので、どこからのスタートでも、できるだけ手を止めない方がいいと思います。
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小説を書き上げて全没、という話が流れてきたんですが、それがご自身で面白いと感じられる作品なら、とっとと他の編集部に持ち込みましょう。担当編集と感性が合わないだけかもしれません。
もちろん本当に面白くないだけな可能性もありますが、他の編集に見せた後で判断しても遅くないです。(続く)
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「作家になるのには1000冊の本を読む必要がある」とかいうツイートについて。
好きなら読めばいいし、読んで創作の刺激を受けるなら読めばいい。糧になるのも事実でしょう。
でも、読まなきゃ作家になれないということも、読まなきゃ売れないということも、ありません。(続く)
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若手作家と若手編集ががむしゃらに物語作りに励む!みたいなのは、ドラマとしては面白く、実際に新しいモノが生まれたことがあるのも事実。
ですが、編集部運営としては、若手作家にはベテラン編集、ベテラン作家には若手編集、の方がヒット率高かったし、編集部にも作家にもいい影響を残せる印象。
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たまに創作論のお話とかTLに流れてくるのですが、上がってきた原稿が面白くてお金になりそうなら、こちらは技法なんてどうでもいいんですよ。
ただ、勢いで書いたなーというパートと、考えて書いたなーというパートは見分けがつき、だいたい面白いのは前者なので、多分熱量とテンションの方が大事。
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7月19日(火)20時〜21時半、脚本家・作家の丸戸史明さんとトークイベントを行います!
丸戸さんの物語づくりの裏話など、掘り下げて聞いちゃいます。
ファンの方はもちろん、創作に携わる全ての人が楽しめる話になると思いますので、是非お聴きください!
#物語のつくりかた twitter.com/i/spaces/1LyGB…
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小説編集者がオンラインサロンやるということへの闇話を改めて聞いて、ため息しか出ない……。
編集者って、極論言えば作家さんの書いた作品による稼ぎから上前をはねるようなお仕事なんですが、それでも、プロアマ関係なく作家さんから直接お金を取るような仕事はしたくないですね。
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ウケが取りやすかったり、単に書きやすかったり、そういう理由でネタを選んで小説書いても、多分あまり面白くならないですよ。
頭の中にどうしても書きたい「絵」があるのに、それをどう文字だけで表現していいかわからない。
そういう苦しみが、最終的にいい物語を生むと個人的には思うのです。
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Twitterでの、ラノベやキャラクター文芸の宣伝について、後輩の編集さんと話したんですが、これってなかなか難しいですね。
作家さん個人のアカウントでの宣伝があった方がいいのはもちろんですが、Twitterまで追いかけてくる熱心な読者さんであれば、刊行情報も押さえている可能性が高いでしょうし。
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だから、レーベルの力を高めることが最大の営業であり、宣伝だと思っていました。
でも、ここ数年は特定のWEBサイト発の作品が刊行ラインナップを占め、編集者も作家も入れ替わり、レーベルの存在感がぼやけてきている印象でして。
最早、WEBサイトの方がレーベルになっている感すらありますよねー。
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最近、持ち込みの企画書とか原稿とかを見る機会が多いのですが、どこにこだわりや思い入れがあるのかを作家さんや編集者に尋ねて、「これがジャンルのトレンドなんです」「この要素が売りやすいんです」みたいな返事しか返ってこない作品は、受け取れないという判断にならざるを得ないんですよね……。
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若手作家さんにもベテラン作家さんにも、凄く刺さる内容だと思います。
そして、今は刺さっていなう若手の作家さんにも、是非読んでおいてほしい。
いつ刺さるようになるか、わからないので。 twitter.com/iriekimihito/s…