1
ダンス側から見て、フィギュアスケートでピカイチに表現力があるのは、髙橋大輔選手である。それは音感が飛び抜けていいからである。ジャンプまで音が聞こえてくるような人、なかなかいない。フィギュアって、ジャンプがミリ単位の調整だろうから、まず表現力までなかなか意識がいかないはずなのに
2
ついに全日本開幕。スケートリンクに髙橋大輔選手いるだけで華やかな感じ。シングル最終戦ということで寂しいけど、ショートプログラムすごくかっこ良かった！フィギュアスケートでこの人かっこいいって思うことあまりないけど、彼の場合いつも自然にそう思う。解釈とか踊り方が余程うまいのだろう。
3
。一番いいと思ったのは2011/2012のジャズのブルースのナンバー。音がない間をああやって使えるなんてすごい。自分がどうやって何を表現しているのか、身体の動きが空間にどのような効果を現しているか、たぶん遠くの意識で自覚できているのだろう。彼はミリ単位の調整をしながらそれができるのだ！！
4
その年の世界選手権でフリーで完璧な演技をしたのに銀メダルだったことにムっとしたけど、でも、やっぱりフィギュアスケートはスポーツなのだ。。。次の年のレオンカヴァッロのプログラムも、オペラを聞くより、髙橋選手がどうこの音楽を解釈したかを見る方が面白かった。人間性がにじみ出ている。
5
そして、１番重要だと思うことーー自分に酔ってない。謙虚である。自分に酔い過ぎている演技をされると、いくらその人がよくても、この人どこかへ行っちゃってるなぁと取り残された気分になります。あんなに容姿も恵まれてて、技術も、努力する才能もある髙橋選手が、そういうことないのがすごい。
6
その謙虚さは、一長一短で得たものではなく、若いときから努力で手に入れたものだっていうのがわかるので、そこもきっといいんでしょうね、、ダンスの学校では、すごい才能ある人でも、それゆえにナルシスト過ぎる人は、まず試験に受かりません。結局人間性だっていうのが先生にはわかっているからです
7
でも、才能がないともちろんダメだし、努力する才能はナルシズムと関係があるし、、環境も関わってくるし、、舞台芸術もフィギュアも華やかで難しい世界。。とにかく！髙橋選手の演技をアイスダンスの世界でまた見れることは本当に幸せなことだと思う。
8
髙橋大輔選手、男子シングルで世界一を取る才能と実力がある。みんなわかっている。でも、36歳で、アイスダンス始めて3年目でここまで踊れるようになるって、それ以上の何かが必要な気がする。（ジャッキー氏はそういう所にフェイントされちゃうのでは。）
#かなだい #スケートアメリカ twitter.com/niceiceprinces…
9
髙橋大輔選手のインスタで今季のプログラムが発表された。フリーの曲が何と、ラ・バヤデール！あの素晴らしい音楽を髙橋選手が、アイスダンスでどういう解釈で踊るのだろう。超楽しみ。ロックダウン初日の今日、ワクワクをドイツまでありがとうございます！！！
10
35歳を過ぎると、どんなに恵まれている体の持ち主でもどこか故障が出てくるものである。リフトが必ずしも必要ではない、しかも氷の上で踊っているわけではないコンテでもそう。アイスダンスはシングルのように着地に負担がかかるジャンプはないけれど、、でも、36歳で氷の上であの動き！信じられない。
11
#全日本フィギュア
髙橋大輔、村元哉中選手の演技すごい良かった！2年目でこれだけ凄かったら3、4年目はどれくらいになっているのかと思う。メダルも夢じゃない。
表現力が豊かな2人の色んなプログラムが見たい。オリンピックとか関係なく、どうか来年も、願わくば再来年も続けてほしいです。
コンテンポラリーダンス 振付家。ドイツ在住 。時々シチリア島🇮🇹。ダンス、音楽、演劇、美術、フィギュアスケートの鑑賞、日々の創作活動。Contemporary dance Choreographer from japan living in Düsseldorf .