建築エコノミスト森山高至(@mori_arch_econo)さんの人気ツイート(新しい順)

にも拘わらず、現在でもデベロッパーは所有者の少ない土地(権利者が少ないと手続きが早くなるから)を求め、たくさんの小口に分けて(購入者を集めて)売ろうというビジネスモデルから脱却できていない。 そのやり方は早晩破綻するんだよ。 なぜなら、今から50年間ずーっと人口は減り続けるから。
単純に数字で比較すると、若者が家を3軒買わないと今の不動産市場は維持できない。デベロッパーも今の売り上げ規模は維持できない。 で今、若者が家を3軒買える経済力があるか?政策誘導しているか?していないだろう?だから不動産事業は大きく縮むし、デベロッパーは将来倒産か縮小するのである。
高齢者と中年と若者の人口比が2:3:5ならば、今後確実に客は増えると誰でも予想がつくが、これが少子高齢化で、5:4:1になっていくのだから、今後は絶対にお客は減るのである。 つまり、東京の生活圏は各所で縮む。地方でも同様に縮む。 それを解決するには少ない人口がもっと買うしかない。
その理由は、日本の国全体が抱えている少子高齢化のせいである。 少子化で労働力が不足し…移民で…なんてごまかしているが、 ずばり言って「少子化とは=お客が減る化」なのである。 人間は子供から青年期中年期とモノを買い、老年期で買わなくなる。 その客が先細るからビジネスは必然的に縮退する。
不動産開発とはざっくりいえば、所有者の少ない(できるだけ一筆の)でかい土地を安く仕入れて細かく分けて(分筆)高く売る。というビジネスだ。 実は、これまでの不動産開発事業「土地を仕入れて諸関係手続きをして、小口に分譲する」というビジネスそのものこそが終焉に来ているということなのだ。
それが三井不動産に限らず焼き畑農業で郊外を焼き尽くしたデベロッパーには、広く法律が緩く、古い建物があって、もしくは建物がなくて、という場所がすべてタネ地に見えているわけだ。 そのタネ地に狙われたのが、築地市場とか晴海とかだが、最近は都市公園や神社も彼らの食い物に見えているらしい。
不動産の商品効率を考えると、時間のかかる開発申請や資金のかかるインフラ整備をしないで分譲可能な住戸をいかに捻り出すか?ということになる。 その方が収益性が高いので、競ってそのような案件をあさってしまう。それが、すでに許認可の終わっている都心の古い遊休地(に見えるとこ)狙いになる。
なぜ、東京の都心ばかりに再開発が集中しているかというと、今のデベロッパーは都市開発とか生活の向上のためという思想が抜けてしまって、当面の利益収益だけを求める、原始農業の焼き畑農業になってしまっているから。東京はもはや郊外を開発しても購入余力や購入希望する若い世帯は激減しているため
「これを乗っ取ったら、もっと儲けられますやん!」と食いついているのが、三井不動産とその下劣な仲間たち twitter.com/mori_arch_econ…
これですな。 神宮外苑はもともと国有地だったものがGHQに接収され、戦後に明治神宮に払い下げられただけ。しかも、明治神宮の仕組みを骨抜きにされて。 だから、所有が明治神宮だからといっても成立過程は国民共有の資産。 しかも、内宮とセットの二社制の神社形式であり、貴重な都市の中のオアシス。 twitter.com/mititose/statu…
ビルが迫ったイチョウはこうなる。 以前から、再開発を推し進めたら、外苑のイチョウ並木は、新宿花園神社の参道のイチョウみたいに苦しむだろうと思っている。
これらの計画に特定の諸団体が群がっており、事実上、公的利益が優先されていないために、意思決定プロセスを隠そうとしているというわけです。 以上、海外メディア向けに取材に応えておいた!
現在進められている外苑再開発計画は、その逆で、なるべく非公開で拙速に乱暴に物事が決められています。 三つ目は、この外苑地域の歴史と文化、および東京の都市構造における重要性です。日本という国家がの近代化の過程で、様々な歴史的経緯をはらんだ場所であるという点です。
二つ目には、再開発計画の進め方です。公的な資産という前提にたてば、外苑の在り方、外苑の具体的デザインや工事について、多くの市民の意見や要望が繁栄されるべきで、当然そのプロセスは慎重かつ議論も公開されるべきです。そのため、計画の推進にも時間がかかり、安易な商業開発を抑止しますが、
外苑再開発に大きく問題が3つあります。 一つは、都市における公園の前提は、公衆の憩いのため景勝の維持のためであるということです。つまり、設立過程が公営であろうが民営であろうが、より多くの人々のために存在するものであって、特定の組織や個人の利益誘導のためではないということです。
小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判 news.yahoo.co.jp/articles/612c1… 再開発の主体が三井不動産など「事業者」を強調し“都は関係ない”スタンスを貫いてきたが、認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている。
「どや建築」で予言したゼネコン劣化 クマさんが嘘ついたらあかんやろ? ↓ 北海道新幹線のトンネル工事 熊谷組など4社がうその報告 |www3.nhk.or.jp/news/html/2023… 「鉄道・運輸機構」が工事現場に立ち会い、うその報告に気付いた。熊谷組は「試験を担当する外部の試験員の数が足りなかったため」と説明
批判されたくない、、って、批判の原因つくったのは都知事じゃんね。 ↓ 都庁関係者は「小池氏はこの件にこだわりがないからこそ逆にガンガン修正を求めていくことはあり得ます。批判はされたくないでしょうからね」と話した。tokyo-sports.co.jp/articles/-/261…
10年前に、予見していた明治神宮外苑再開発の愚行を止めさせるために、書いておいた記事。 明治神宮外苑とはどういうものか分かる。 靖国神社と同様に、日本の近代化過程で負った様々な試練を象徴する場所です。 国民の景観資産として、明治神宮や三井不動産、伊藤忠、JSCの私物ではありません。 twitter.com/pyrrhula2/stat…
著作権のある作品を勝手に改変、怒られたら無視して放置。 これも三井不動産案件らしいが、まったく企業としての信用も誠意もみられない。 こういう企業姿勢で任せて大丈夫か?明治神宮外苑の再開発。 再開発計画を勝手に改変、怒られたら無視して続行、ってならないか? twitter.com/mori_arch_econ…
無茶苦茶だな。 気に入らん!って人がいたのか? ↓ 吉田朗の作品に対して行われた著作権の侵害、無断改変された作品の公開等の問題について。 yukari-art.jp/jp/news-jp/368… 2020年に作品を設置後、作家の了解を得ないでラッピングし改変。 そのことも作家に伝えず、問い合わせを受けて倉庫に移動し放置。
明治神宮外苑は計画の認可プロセスが真っ黒なんですよ。 この問題は、単に樹を伐る伐らないだけではなく、権利が曖昧な神社地を、特定の第三者が「神社存続のため」のタテマエに基づき「空中権移転」を使い、高層マンションを売り商業化する悪のスキームを正統化し前例化してしまうことにあります。 twitter.com/mori_arch_econ…
何しろ東京都の都市計画審議会委員30名というのが議員や御用学者ばかりで、気鋭の都市社会学者やランドスケープの専門家は締め出されていて、審議会は公開が建前だが、15名の傍聴しか許されていないクローズな組織であることが問題だろう。
八重洲ブックセンターをデザインされた建築家の押野見 邦英さんも外苑再開発に疑問 今年2/17に改訂版が東京都から出された「神宮外苑地区における街づくり」違和感が拭えないのが、シンボリックな並木に余りにも野球場併設のホテル棟が近すぎることで、その基礎等が並木に悪影響を及ぼすことは明らか。
設計デザイン予算は充分にあるはずなのに、 なぜか、いつものようにリアルCGとか模型写真を見せないで、ワザとへたくそ風味に仕上げたスケッチしか出さない明治神宮再開発の設計事務所。 どこなのだろうか? twitter.com/jingugaienmach…