以上、精神障害の場合に認知の変容(歪み)が現れることがあるが、発達障害・知的障害でその用語を使うことはありえない、ということです 7/7
発達障害では、生まれつき周囲の世界の見え方が定型発達者とはちょっと異なるようです。ASDでは自他の区別に乏しい世界、ADHDでは時間と空間の広がりに乏しい世界が見えているようです→ 4/7
「認知の歪み」がトレンド入りしている…🤔 歪みというと響きがよくないですが、ここは精神障害(思春期以降発症)と発達障害・知的障害(生まれつきの特性)とで違うことを明確にしておきましょう 1/7
ASD: 興味関心の幅が狭いが、そこにfocusされると過集中モードに入る ADHD: 注意障害というが、その実態は注意のコントロール障害で、集中困難〜過集中まで幅が広い。なにかの弾みで過集中zoneに入るとすごい ASDの過集中ははまると長いが、ADHDではうつろいやすく長くは続きにくい って感じかと… twitter.com/macoto_1/statu…
・しかし、多動性・衝動性の調整に対するADHD治療のカフェインの影響に関しては、矛盾した結果が得られており、さらなる解明が必要とされる。 2/3 ADHD治療に対するカフェインの影響 Carenet医療ニュース #carenet (医師限定)carenet.com/news/general/c…
ADHD治療に対するカフェインの影響についてのシステマティックレビューの主な結果は以下のとおり。 ・カフェイン摂取はADHD治療で、血圧や体重に影響を及ぼすことなく、注意力の向上、学習、記憶、嗅覚の識別に対する改善が期待できる。 ・これらの結果は、神経・分子レベルで支持されている。 1/3
ADHDの本質はセルフコントロールの障害で、感情のコントロールも難しく初期値のゆらぎが生じやすい(Emotional Dysregulation)→双極性気分変動アトラクタに陥る(遷移する)確率が高くなる、と分析している🤔 twitter.com/NCGM_CCCMH/sta…
統合失調症の「幻聴」の発生に関わる脳部位を明らかに-東大ほか - QLifePro 医療ニュース qlifepro.com/news/20221226/…
年内最後のブログです 横浜院長のひとりごと No.401 グレーゾーン heart-clinic.net/2022/12/no401.… 発達障害、知的障害の境界領域について書いてみました。ご一読下さい。
先日の学会、琉球大・高江洲先生のお話 発達障害では光感受性が超鋭敏な人がいて(感覚過敏の一種かな🤔)わずかの光でメラトニンが減ってしまう。いかに夜の光を抑えるかが大切 1/6
精神科では診断基準に「症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている」と入っているのがミソ。困っていれば診断つけて支援。困ってなければ診断も支援もいらない。それだけ。 twitter.com/selfcomestomin…
そして、発達障害の臨床は発達課題だけにとどまらず、二次障害としての精神障害の併発(あるいは鑑別)の問題、さらにはトラウマやアタッチメントの問題が重なることが多く(こちらも鑑別も問題)、これらを丹念に診ていく姿勢がないと務まらないのです。
発達障害の診断はそれは地味な作業です。現在の困りごと、子どもの頃の特性を極力客観的情報を集めつつ、診断基準にあてはめていきます。一回では困難なことが多く、人によっては数ヶ月かけて、合間のエピソードの分析も含めてゆっくりと診断をつけていきます 1/3
なんと、バーガーキングのA型事業所。やるやん。ちなみにワイがカリフォルニア留学中一番好きだったハンバーガー屋さん(fast foodでは)はここ。 障がい者が活躍する『バーガーキング』が大阪市にオープン。障がい者雇用の課題にコミット prtimes.jp/main/html/rd/p… @PRTIMES_JPより
HSPについて。これは私見ですが、5人に1人があてはまるとのことなのでまず感度が低いですよね。これでは「怒りやすい人」「疳の強い子」と同次元であり、臨床で使うには解像度が悪すぎて筋がよくないと感じます。1/3
HSPを診てほしいのですが、という問い合わせ。HSP(highly sensitive person)とは精神科領域の病名ではないこと、ただその敏感さと関連して生活上しんどいことがあるなら相談に乗ることができることをお伝えした。
発達障害を統合失調症と誤診され、治療が難渋するケースがあるのは事実です(かつてよりは減ってきていると思われますが)。しかしこれらは併発することもあり、簡単な関係ではありません。精神科医は併発と鑑別の両方の視点で診ていく必要があります。精神病の正体は発達障害、ではないのです。
成人発達外来で一番大変なのは、特性自体でもcPTSDでもなくパーソナリティの問題だと思う。不幸にも特性から不適応を繰り返した場合、厭世的/自虐的/他罰的などのネガティブな方向に考え方が固まってしまう方があり、こだわり特性もあいまって中々変化が得られない。 1/4
ASDとADHDの成り立ちが根本的に違う件。ワイが考えてきたことに本質的に近いと思うので、ここで改めてまとめてみる。少々長いスレッドになります。 1/24 twitter.com/41azusayumi/st…
滝川一廣先生による発達の立体構造。 ADHDは自己制御(セルフコントロール)能力の遅れなので、成人では適切な心理教育により一定のコントロールは可能。薬物療法はそれをスムーズに行える手助け(眼鏡)となる。
こだわりの強いバリバリ自閉っ娘。だけど販売の仕事はお気に入りで、年末ついにお店のトップセールスをあげた。やったね!ASDは対人職はダメとか、決めつけないことが大事だね。