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リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」を購入した知人夫婦によると、「生活のすべてが変わった。とてもじゃないが、"乾太くん"なんて失礼な呼び方はできない。我々は"乾太さん"と呼んでいる。」という話だった。気になって仕方がない。
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めちゃくちゃ共感する…。
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妻が次男を妊娠している時、知り合いから、「子供できたんでしょ!?いやー。よかったね、本当に。やっぱり、血が繋がってる子供はぜんっぜん違うよ。これでようやくお父さんだね。おめでとう!」と言われたことがあった。あの時は怒るどころか、唖然としてしまい、何も言うことができなかった。
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同僚や親戚に結婚の報告をした時、何か見えない膜のようなものをくぐった感覚があった。それ以来、自分は「怪しい人間」ではなく「安全な人間」として、世間から扱ってもらえるようになった。あの膜をくぐった瞬間に感じた包まれるような安心感と、強烈な気持ちの悪さを、今も忘れないようにしている。
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なんか問題が起きる度にすぐ「対話しましょう」と言ってしまうんだけど、対話って実は相当体力を使う過酷な行為だったりするので、「対話に参加させる」ということがある種の暴力として機能することは忘れないようにしたいし、「対話しない権利」についても考えていきたい。
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彼は純粋に妊娠のことを祝福してくれていた。血縁の話も彼にとっては本気のアドバイスで、そこに悪意は微塵も感じられなかった。結局、そのような「善意」に基づいた無理解が最もタチが悪いのだろう。悪意の方がよほどわかりやすいし、むしろ悪意であって欲しかった。
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血縁に関する人々の考えは、理性ではなく、ほとんどが「信仰」や「生理的嫌悪」といった”感情”に支えられているため、説得を通じて理解を得ることが大変難しい。LGBTの問題もきっと同じだろう。我々が語りかけなければいけない相手は、理性ではなく感情だ。しかし、感情は往々にして人の話を聞かない。
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今朝、息子(3歳)が飴を喉に詰まらせ、本当に怖い思いをしたので、子育てをしている方達のために体験を共有しておきます。
保育園に歩いて向かう途中、息子に小さな飴を舐めさせていました(窒息事故が怖いので、かなり小さいサイズの飴を選んだつもりだった)。いつも通りお話しながら歩いていると、
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結婚前にも、子育てを終えた人達から、「うちは反抗期が本当に大変だったけど、血が繋がっているからこそなんとか乗り越えられた。血縁のない子供を育てるなんて絶対に無理だからやめておきなさい」と忠告された。あれもまったく論理を欠いた助言だったが、彼らなりの野生の知恵だったのだろう。
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おそらく自分たちが最後に戦わなければならない相手は理性でも論理でもなく、「子連れ再婚?なんか気持ち悪い…」という社会の直感(野生の知性)なんだろうな。そしてそのような直感は最も強固で最も手強い。たとえ頭で理解させることができても、腹落ちさせることはできない。敵は頭ではなく内臓だ。
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感情や直感というのは非知性ではなく、野生の知性だ。野生の知性は下手な理性や論理よりもよっぽど優れた知性であることが多い。おそらく彼らのアドバイスもそれなりに妥当性があるのだろう。リベラルで論理的な考え方をする人ほどそこを勘違いしている。感情は知性として扱わなければならない。
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息子の苦しそうな表情を思い出して、まだ胸がドキドキしています。生きていてよかった、と安堵し、何度も息子を抱きしめました。子供を育てるということは、命を守ることなんだということを痛感しました。
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自分の無知や失敗を晒すことで、同じような失敗をする人が減ってくれればと考えて共有しましたが、「ありえない」「ドン引きです」「安定のパパ垢ですね」などの大量の批判を頂き、気が滅入ってきたため、今後育児に関する自分の失敗談を共有することはできる限り控えることにしました。 twitter.com/i_oshida/statu…
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血のつながらない子供を育てる父親のための当事者コミュニティを運営しています。過去に当事者同士で対話をした際のレポート記事です。「義父と加害」の問題について話し合っています。よければ読んでみてください。
note.com/step_papa/n/n2…
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背部叩打法については以前記事で読んでいたんですが、咄嗟のことでパニックになり、思い出すことができませんでした。指でかき出す方法は、誤ってさらに奥に押しやってしまう危険もあるそうです。もし奥に詰まってとれなくなっていたら、と想像してゾッとしました。
nhk.or.jp/seikatsu-blog/…
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なんでも上手に食べれるようになり、だいぶ油断していたんですが、小さいうちはまだまだ気を抜いてはいけないなと学びました。4歳児がブドウで窒息した事故もあるそうです。
あと歩きながらや、遊びながら食べさせるのは絶対NGですね。
news.yahoo.co.jp/articles/2d490…
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息子が急に喋らなくなり、歩くのをやめたので、気になって顔を覗き込むと、顔を真っ赤にして歪んだ苦しそうな表情をしていました。飴が詰まったことに気づき、慌てて指を突っ込み直接かき出しました。飴はすぐに出てきて、息子はゼーゼー言いながら軽く吐き、呼吸が戻りました。
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まだ結婚する前、寒くなったことに気づいた妻が、息子に上着を着せてあげるのを見て、「そうか、この小さな生き物は自分で寒いという主張ができないから、この人(妻)は子供の体温を常に気にしながら生きているのか」と驚いたことがある。そういう一つひとつが自分にとっては発見だった。
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うちは夫婦喧嘩になった時は、今回の喧嘩が対話で解決すべき喧嘩なのか、時間で解決すべき喧嘩なのか、最初にすり合わせるようにしている。結婚してしばらくは、自分があらゆることを対話で解決しようとしてしまい、妻に負担を与えてしまっていた。時間で解決できるなら、対話が不要なケースもある。
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「男は相談できない」のではなく、「男は自分が傷ついていることにすら気づけない」のだと思う。
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あとこれは自戒を込めて言いますが、自分の納得感のために対話をしようとすると絶対に失敗します。僕はこれで何度も失敗してきました。というか、今でもよくやってしまい、いつも後悔します。
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対話は決して万能ではない、という深い反省。むしろ暴力として機能することすらある。対話の価値を本気で信じているからこそ、この点はきちんと理解しておきたいと思う。
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自分はこれまで誰かと強く衝突して、どう考えても修復不可能と思えるような状況になった時も、時間をかけて対話してきたし、実際それによって問題を全て解決してきた。だからこそ、「人間関係の問題は対話で絶対に解決できる」という絶大な自信があり、それにより視野狭窄に陥っていたのだと思う。