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駅前の中華料理屋で、後輩が冷やし中華を食っていた所、他の後輩が「冷やし中華なんてよく食うな。何を乗せても合わないし不味いだろ」と言うと「何を乗せても合わないが、美味いんだ」と答え、店主も「色々試しましたが、何を乗せても合わないんですよね」と加わった。冷やしパラドキシカル中華である
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二丁目のママが「吉田君は良い所まで行くと思ってたわよ」と言う為「今ならなんとでも言えるな」と言うと「開会式で芋の中にプリズンブレイクの主役みたいな子がいるから撮ったのよ」と日付のある写メを見せてきた。「スカウトになれるな」と驚嘆すると「ただのいやらしいおばさんよ」意外と謙虚である
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二丁目のママが「最近『甘い物好きなんて女の子らしいね』と言うと『女だから好きな訳じゃない』とか『重い物持ててさすが男』と言うと『男だからと言われるの苦痛』と言う子いるけど、自覚なき性同一性障害だと思う。ママは女らしい細やかな気遣いだな、と言われると私嬉しいもの」哲学的な意見である
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24時間テレビに後輩達が善だ偽善だと毎度の論議を始めた為、米国人の後輩ジェフに聞くと「目立ちたがり屋の障害者がパフォーマンスするTVショーですよね？世界中にありますが、善と悪が関係しますか？見たい人が見る。出たい人が出る。好みのプログラムではないので僕は見ませんが」爽やかな意見である
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心理学者の後輩が「人に何かをやめさせたいなら『偏見と許諾』です」と言った為、食事中、何度注意しても屁をする後輩に若い後輩が「やめてくださいよ」と言った際「親にまともな教育されなかったんだろう。許してやれ」と言った所「親は関係ないでしょう」と屁をしなくなった。心理学、恐るべしである
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後輩の同居の母と妻が罵り合いの喧嘩ばかりする為、後輩が２人の座る膳の上で尻を出して屈み「喧嘩ばかりしてると、うんちをするぞ。う～んう～ん」とやった所「何してんの」「こんな息子でごめんなさいね」となり、今では２人で旅行まで行く様になったそうである。自己犠牲で難題を解決する賢者である
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台風になると必ず「ピザ頼みましょう」と言い出す後輩がおり「こんな中で頼んだら配達のバイトが可哀想」と言う後輩がおり「頼んだら可哀想という客ばかりじゃ注文が減り、バイトにバイト代が払われなくなるから頼まない方が可愛そうだろ」という議論が始まる。面倒だから私はひとり卵かけご飯を食った
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駅前のとんかつ屋で「禁煙」の張り紙があっても煙草を吸い、店主が注意すると怒鳴り、吸い続けた客がいた為「客商売も大変だな」と労うと「ああいう客は真ん中の一番おいしい一切れを抜いて、詰めて出す事にしてるんです」と言う為「私のは抜いてなかろうな」と聞くと「どうでしょう」非常に気になった
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先輩が「最近のテレビはクソつまらん」と怒鳴ると後輩が「地上波だけで７局あり選局できる訳すよね。７局つまらんという事はないと思うんで選局してる自分がつまらん人間なだけでは？」と言い、先輩が顔を真赤にし「後輩の教育はどうなってるんだ？お前ちょっと来い」と部屋を出ていった為、鍵を閉めた
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帰国子女の後輩が外国人に道を聞かれ、たどたどしい英語で答えていた為、後輩達が「本当に帰国子女か？」「怪しいぞ」とからかうと「お前らだって、日本で生まれ育ってるのに、初対面や女と話す時、日本語たどだどしいじゃねえか。帰国子女だからって口が上手い訳じゃねえんだよ」もっともな意見である
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商店街の乾物屋の婆が「うちのじいさんは私がいないと何もできない人だけど、孫は小さい頃から嫁が家事教えたから、自分で給料貰って、自分で炊事、洗濯、掃除するパーフェクトヒューマンになっちゃったんだよ。こうなると結婚する必要なくなるから男に家事やらせちゃ駄目なんだよ」一理あるやも知れぬ
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駅前の寿司屋で先輩と２人でマグロを食っていると、店の奥から「マグロ、こんなとこ置きやがって。出せるかどうかのギリギリじゃねえか」「なんだこのシャリ、びっちゃびちゃでまともな客には出せねえよ。あの程度の客で良かった」と聞こえてきた。会計後「あの程度の客が帰るぞ」と奥に叫んで店を出た
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魚屋の婆に「孫娘が出来ちゃった婚したら息子も嫁も『少子化だから子供が増えればいい』孫が変な携帯のゲームに何十万も使ったら『不景気だから金が回るのはいい事』これじゃ少子化や景気が良くなる前に日本がぶっ壊れちまうよ。どうにかしろよ」と腹に数発食らった。もっともな意見だが暴力反対である
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台風の中、後輩がデリヘルと呼び「チェンジ」と言った所「人間？」と言われたそうである。良い質問である
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ロシア人の後輩アレクセイが「この松本さんという方、普通の人では思いつかない大変面白い事を言われますが、面白い事を言うと浜田さんという方が文句を言い、頭を叩きます。面白い事を言ったら、君はいつも面白い事を言いますね次も期待してるよと褒めて伸ばしてほしいものです」大変温かい意見である
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合コンで女が「私ブスだから彼氏いないよ」と言うと後輩が「ブスには２種類います。ブスで酷い扱いをされたから心までブスになるブス。ブスで酷い扱いをされたからこそ、人に優しくしようと思うブス。後者は全然ありだと思います」と言うと「まずブスを否定しろよ」と怒鳴られていた。女心は複雑である
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後輩が「俺もドラゴンボール大嫌いす」と言う為、理由を聞くと「保育園の時、ハメハメハが出したくて、兄貴に相談したら、１年休まず１日２時間打てば出る様になると言われて、雨の日も雪の日も、土手でハメハメハーと続けたけど出なかったからす」私が作者ならば、幼児にやられたら感涙するやも知れぬ
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乾物屋のトリンドル玲奈似の婆と雑談していると老人用携帯に電話がかかってきて「オレだからなんだってんだよ。オレだろうと孫だろうと息子だろうと爺だろうと私の金は誰にも渡しゃしないよ。事故起こしたんならてめえの金でケジメつけな。甘えてんじゃないよ」と怒鳴っていた。世に伝えたい正論である
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南青山の児童相談所問題に地方在住の後輩が「港区男子だの、平均年収日本一だの聞いてたので、どんな高貴なお方が住んでるのかと思ってましたが、子供の福祉や命よりお洒落が大事な方が住んでるんすね。児童相談所ができた時、喜んでたうちの田舎のダサい町民の方が心は高貴すね」都民として心苦しいわ
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渋谷出身の後輩が「俺の実家の近所でおかしな格好で大暴れして、ゴミ散らかして、車をひっくり返してるけど、これやった人の田舎行って、ゾンビの格好で大暴れして、トラクターひっくり返しても文句言わないんでしょうね？東京は何やってもいい場所ではないすよ」と激怒していた。もっともな怒りである
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「もののけ姫」を見ていた後輩が「『黙れ小僧！』とモロの君がアシタカに言う台詞が名台詞とされてますが、うちの会社ではアウトです。うちの会社では人種、国籍、性別のほか、年齢で人を差別してはいけない決まりになっています。エイジハラスメントで厳重注意です」世知辛い世の中になったものである
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後輩が手の甲に口を当て「ブッ」「プ～ウ」「ブボボ」と汚い音を立て続ける為「不快な音はやめ給え」と注意したが「いいからいいから」と一週間続け「プ～ウ」と音がした為、またかと呆れると激臭がし「今のは屁です。屁か口の音か分からない恐怖を感じたでしょう？この伏線でした」一体何がしたいのだ
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近所の商店街のハロウィンは毎年、獅子舞が舞い、爺婆がついた餅とカボチャの味噌汁と焼き鳥を配るが、ハロウィン嫌い後輩を連れて行った所「これなら毎年来たいす。渋谷との違いは、人が喜ぶ事をして喜ぶ人たちの集まりか、人が嫌がる事をして喜ぶ人たちの集まりかですね」と喜んでいた。何よりである
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西武新宿線で男子中学生２名が「壇蜜って羨ましいよな」「なんで？」「いつでも壇蜜のおっぱいが見れるんだぜ」「見れるけど上からしか見れないぜ。正面の特等席からは見れないぜ」「特等席から見れるにはどうしたらいいんだ？」「勉強頑張るしかないんじゃね？」「頑張るわ」頑張ってほしいものである
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時速２８０キロで走行し書類送検された男に後輩が「自動車会社も悪いんすよ。日本の法定速度は高速で１００キロ、普通道路で６０キロと決まってます。６０キロしか出せない車しか売らなければいいんすよ。なんで２８０キロも出る車売るんすか？包丁売り場で青龍刀売るのと同じすよ」一理あるやも知れぬ
Twitterの第一人者。21世紀の哲学者。