101
男
「…つっ、月が…綺麗…だな…」
女
「えっ、月?
今は曇りで見えないよ?」
男
「……ぁ…そ、そうだったなあ!
やっぱ何でもない、今のは忘れてくれ…あはは…」
女
「ふふ、
見えるまで手でも繋いでよっか。
いつ死んでも良いようにさ。」
105
【圧縮昔話】
《桃太郎》
「川の流れに身を委ねるその桃が、いずれ鬼共を死に至らしめることを誰も知らない
食中毒だった。」
《竹取物語》
「竹の或る一節に”かぐや”と名付け、実の娘のように愛でる翁が先日、月に召された」
《金太郎》
「熊を素手で捻り潰す男がいた
名を範馬勇次郎といった。」
106
彼氏
「ね~買い物はもういいからさあ
Hしようよ~」
彼女
「正気か貴様!
台風への備えを万全にしておかずにどうするつもりなんだ。
2日か3日間くらい家にとじこもるかもしれないんだから買い占めは大切なんだ。
…ゴムも…買い占めとくか(ボソッ)」
107
ディスカバリーチャンネル番組監督
「よくも私の顔に泥を塗ってくれたなぁ!!」
エド・スタッフォード
「泥、それは貴重な日焼け止めです。」
監督
「日焼け止めだと?ふざけてるのか?
皮肉のつもりか!?」
エド・スタッフォード
「皮肉、それは貴重なタンパク源となります。」
108
男
(牡蠣アイスなんて珍しいものもあるんだなぁ…。ガリガリ君っぽい…
勢いで買っちゃったけど味はどうなんだろう…?)
─
男
(意外と美味いもんだなぁ!
おっ、しかもアタリって書いてる!)
109
【合コン】
男
「院卒です!」
女
「院卒!?(すごっ!大学院だよね!
頭良いっ~!エリートの)お墨付きでしょ!」
男
「墨ですか!はい、入ってますよ!
背中にビッシリと」
110
【お躾】
ピッ
教師
「皆が静かになるまで5分もかかりました!
これからはこのタイマーで計っちゃうからね!短くしてこ!」
…
ピッ
教師
「おっ、1分半!
この前の半分じゃん!」
…
ピッ
教師
「54秒!1分切れたね!」
…
ピッ
教師
「2.03。
あーあ、昨日より1.01秒も遅くなった」
111
中年男性
「おいてめえ!!道路のど真ん中で何やってんだ!!!轢き殺されるぞ!」
若い男
「えっ…あっ…」
中年男性
「…何か探してるのか?」
若い男
「はい、落し物をしちゃって…」
中年男性
「何を落としたんだ?」
若い男
「命です。
あなたもそうなんでしょ?」
112
母
「ちょっと、いつまで筋トレしてんのよ!もう寝なさい!」
少年
「…はーい。おやすみなさい…
さい…?さい…サイドチェストォ!!」
母
「はよ寝ろ!!!」
少年
「うるさっ…
喉にちっちゃい重機乗せてんのかい…」
113
学園異能力バトル! 能力一覧
主人公
試験前 全く勉強していないと豪語する者の真の勉強時間を知れる
相棒
シャー芯が詰まらない
ヒロイン
授業中 教師の指名回避
中ボス
体力測定結果の小数点以下を切り上げられる
席替え時、比較的後方の席を引き当てる
ラスボス
消しゴムの角が2倍長持ちする
114
少年
「ムシャムシャ…」
母
「ちょっ何食ってんのよ!?」
少年
「何って、ハンバーガーだよ?」
母
「ハンバーガーって…アンタが今齧ってるのはただの麦じゃない!
それにレタスの葉っぱと…生肉って…」
少年
「俺は原価厨だからね。
これだと50円もしないんだ。
美味しいし。」
母
「…」
115
焼肉屋店員
「店長!
あちらの常連のお客様が…お気に入りのホルモンがもう無いと怒ってらっしゃいます!」
店長
「くっ…!
遂にシビレを切らしたか…」
116
今日までにフォロワー25000人いったら…
…
…
…
…
…
嬉しい。
117
白雪姫日常
后
「鏡よ…世界で1番美しいのは誰?」
鏡
「鏡に写る貴方です!」
后
「これはどうかしら…」
鏡
「手鏡…?まさかっ」
后
「無限鏡よ!」
鏡
「ぎゃああああお后様がいっぱいいイィお美しいイイいいいいぃ!!!」
后
「おーほっほっほっほっほっほっほっほ!
はぁ…暇ね…」
鏡
「はい…」
118
彼女
「10回クイズに興じようではないか」
彼氏
「ほう、あれか。よかろう」
彼女
「好きと10回言うのだ」
彼氏
「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き」
彼女
「私のことは?」
彼氏
「ひざ」
彼女
「くっそwwwwwwwwwwwwwwww」
彼氏
「wwwwwwwwwwwwwwwww」
119
母
「7割の大多数の人はちゃんと教われば数学なんて簡単にできるはずなのよ。でも残念ながら、あなたは残りの2割に入ってしまった…
私の教育が悪かったのかしら…」
120
【いないいないばあ収録】
ダンゴムシっ待って待って待ってって~♪(楽しげなメロディ)
歌のお兄さん
「さぁみんな!一緒に手を…
…!
N国過激派…!まずい…!皆逃げろ!
走れ!」
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
121
美女
「あら、土砂降りになるとあれ程予報されていたのに傘を忘れたの?
マヌケなのねあなた。
あいにく傘はこの1本しかない…
え、入れてくれって?
だーめ。
うふふ、私は優しくないの。
…2人で濡れて帰りましょっか」
122
ドンッ!
DQN
「ってぇなぁあ!!
しゃんと前見て歩けやボケェェ!!!
いつか…
進むべき道を間違えちまうぞ…!」
123
彼氏
「愛してるよ」
彼女
「私はその倍愛してる!」
彼氏
「じゃあそのさらに3倍愛してるよ!」
彼女
「嬉しい~! マジで幸せ💞
…ちょっと待って、
それ計算すると愛は0ってことにならない…?」
彼氏
「へへっ
無償の愛ってやつさ。」