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「半ドアになるから車のドアは強く閉めろ」という親の言いつけを守って、大人になってからも車のドアはいつも全力でバンバン閉めてきた。友達に「普通に閉めれば半ドアにならない。痛むからそれやめて」と指摘された。でも弱く閉めたら半ドアになった。力を制御できない心優しいモンスターみたいだ。
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「俺の10万円はいつになったら振り込まれるんだ！？」と市役所に電話かけて来る馬鹿が多すぎるので「10万円に関する問い合わせは4を」という音声ガイダンスを追加した。4を押した瞬間に受話器から毒針が発射される仕組みになっており、かすり傷でも確実に殺せるよう囚人を使って3万回試験して作った。
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ナンパAVに出演したが、インナーを脱いだところでカメラを止められてしまった。どうやらカーズの下着を着ていたのが版権的まずかったらしい。今スタッフさんが代わりの下着を買いに行ってくれてて待ち状態なんだけど、このあとお尻にMr.インクレディブルの刺青入れてることバレたら怒られるのかな。
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年に数回、うちの火葬場に職業体験しに中学生のグループが2〜3班やってくる。毎回最後に1人ずつ感想を言わせていくんだけど、別に命を扱う仕事でもないのにみんな「命の大切さを学びました」みたいなこと言い出すから面白い。
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殺人現場に小学生のグループが入ってきたのでかなり強めに注意して止めていたら、警部が「彼らはいいんだよ。通してあげて」と言うので仕方なく中へ入れた。そのあとも警部は部外者の子供たちにペラペラと事件に関する情報を漏洩させていた。
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中1二学期の中間試験の5教科合計点数が465点だったことを新入社員に話したら「今42歳ですよね？その歳でそれをちょっと自慢げに話すのかなりキツいから止めた方がいいですよ」と言われた。57歳になったけど、あの時彼が止めてくれなかったら私は今でもあのままだったと思うし、本当に感謝している。
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鼻の穴にふざけて500円玉を突っ込んだら取れなくなってしまい病院に行ったのだが、医者から「手術をしないと取り出せない」と言われた。手術費は3万〜5万円かかると聞かされて潔く500円は諦めた。目先の小金に囚われて大金を失わないよう、これからも心がけて生きたい。
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満員電車でカップルがナウシカの乗り物なんだっけ？って話してたので聞こえる声で「メーヴェ」って呟いたんだけど無視された。もう一度「メーヴェ」って言ったけどやはり無視された。
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小学生の時、ドッヂボールの細かいルールが理解できなくてとりあえず逃げ回ってたんだけど、今も人生のルールがわからなくてとりあえず逃げ回っている。
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近年、ご遺体を焼かずに裏で売却し、偽の遺骨をご遺族へ渡す火葬場が増えております。弊社では不正がないことを証明するために、火葬炉の素材に透明の耐火ガラスを採用しております。ご遺族の皆さまには火葬炉の前にお立ちいただき、ご遺体が焼けてゆく姿のご確認をお願いしております。
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納期を今から2ヶ月後に設定するつもりで「=Today()+60」と入力したエクセルデータを先方に送ったら、2ヶ月後本当にとんでもない事態になった。
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飲食業界が信用出来なくなり自分で育てた野菜と米以外食べなくなったんだけど、そのうち浄水場のアルバイトが水の中を泳ぐ動画がTwitterに公開されて水も飲めなくなる。
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上司にツイッターのフォロワー何人いるか聞かれたので37人と答えた。馬鹿な後輩が「え〜俺フォロワー14万人いるっすよ」と自慢し始めた結果、弊社の商品を個人のアカウントで宣伝する羽目になった。
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みんなTwitterで文体のセンスをひたすら磨き続けてもう全員アイスピックみたいに鋭くなってるけど、結局刺す場所がTwitterしかない。
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猫の手形が柄になってる可愛い食器を見つけたので猫用に買おうと思ったけど、その理屈だと自分も人間の手形がたくさん付いた気味の悪い食器を使わなければならない。
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戦時中もADHDの人はいたわけで、赤紙が届いて「うわーやべー！」と思いつつも、逃げもせずただ無視して問題を雑に先延ばしにしようとして最悪な最期を迎えたんだろうな。
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「昔はインターネットに嘘書き込んでも逮捕されなかったからみんな嘘つきまくってたんだよ」って孫に教えてあげたら「何のために嘘つくの？」って聞かれて、ただ遠くを見つめることしか出来なかった。
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バニラのトラックを運転しているとよく「給料どのくらいもらってるの？」という頓珍漢な質問をされるが、あれはただ趣味でやっていることなので給料は一切もらっていない。当たり前だが、自分の好きな音楽を大音量で流しながら街を彷徨うだけでお金がもらえるほど世の中は甘くないのだ。
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神社でおみくじ引いたら鴎鳳叭囃子が出た。これ何て読むんだけっけ？って聞いたら友達が「おうとりばやし。大凶よりヤバいやつじゃん」と答えた。突然周りの人が消えたので慌てて街へ戻るが誰もおらず、友達と2人きりになってしまった。お前誰だっけ？と聞いたら友達は「おうとりばやし」と答えた。
セーフティーバーに触ってはいけない。それを引くのは私の役目。