物理屋だから言わせてもらうと、高校での物理履修率が90%からどんどん下がって20%とかになった時点で、モノ作りの国としては正直アウトなんですよね…日本病ですね。 twitter.com/acrucis/status…
著者インタビューの最終回になります! “何十億年も前の地球の歴史”を学んでどんな意味があるのか? “世界の知性”からの納得の回答 | 超圧縮 地球生物全史 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/315… #超圧縮地球生物全史 |
学術会議の問題でよく見るのが、公費でなく民間にして独立採算にすればいい、という議論。でも、米、英、独のアカデミーは、ほぼ公費で運営されているのに政府は口を出さない仕組み。つまり独立している。民主主義の進展とともに、学問が政治権力から独立した苦難の歴史がある。
学術会議の問題。先新自由主義各国では、学問の自由を担保するために、政府や議会がお金は半分くらい出すけれど、口は出さない仕組みになっている。潰せと言っている人が多いことに驚くが、そうやって自由は削られていく。独裁体制で学問の自由が踏みにじられた歴史をくり返さないような体制にすべき。
残念だけれど、多くの人が、働き過ぎで、可処分所得も減り続け、学者や学問に共感して応援する心の余裕がないのかもしれない。それでも、学術会議が御用学者の集まりになったら、それは日本の民主主義の終わりの始まりだ。だから世界中のノーベル賞受賞者たちが、岸田総理に再考を求めている。
この独立採算の議論の背後には、学問を応援したくない心根があると感じる。学生は勝手に勉強してるんだから、給付型奨学金なんか廃止して、アルバイトで自助努力しろ、みたいな意見と似ている。学問が国の将来を作るという視点を持つことができないから応援しない。
学術会議が上から目線だと怒っている人も多いが、学者稼業は、私や芸人さんみたいなサービス業ではないです。私も取材等で何回か嫌な目に遭っているから、反発する人の気持ちはよくわかるけど、学者を大切にしない国に未来はないよ。自由もない。政府が人事を握るのは絶対に超えてはならない一線。
過去の政策を検証して、誤りは誤りとして認めないと、訳の分からない官僚無謬主義が続いて、日本は滅びる。30年も経済成長がないまま、税金と年金と保険ばかり高くなり、とうとう五公五民まで来てしまった。さらにインボイス制度でアニメ文化の裾野まで削るなど、もう狂気の沙汰としか言いようがない… twitter.com/i/web/status/1…
日本の場合も、政府は金は出すが口は出さない仕組みにすればいいと思うが、なぜか独立の話が出ると、いや、独立採算にしろという人々が現れる。アカデミーは営利企業じゃないから全額寄付に頼るしかなくなるが、日本には寄付税制がないから誰も寄付なんかしないだろう。
共同通信記者「それは一般的に失敗と言います」。一般化しないでください。あなた個人の感想です。#共同通信 twitter.com/minazo4949/sta…
学術会議潰せという意見の人が多いのは、相当、ネットにおける情報のミスリーディングが進んでいる証拠で、いったい誰がそういう情報操作を仕掛けているのかと訝しく思う。英国などに寄せたいのか、中国などに寄せたいのかという重要な分岐点にいるわけで。nhk.or.jp/politics/artic…
これは本当にそう。みんな、数学屋は超計算マシンみたいに思ってるけど、飲み会の支払い計算ができなかったりするし。小学校で計算ドリルの点数が低かった人も多い。じっくりと抽象的に考えるタイプが多い。 twitter.com/sv_g8/status/1…
スウェーデンなどは、たしか政府からのお金が10%未満なので、学術会議も民間からの寄付だけにしろ、という意見もあるけれど、そもそも寄付税制が整備されていない日本では無理筋。いずれにせよ、報道→学者と自由が制限されて来ている流れなので、次は我々一般国民の番ですよ…歯止めが必要。
先進自由主義各国の学術アカデミーのあり方を参考に改革を進めればいいのに、人事権などと(ヨーロッパの)王政時代に逆戻りしようとしていて、いったい何を考えているのかと思う。政府機関ではなく、民間組織にして、半分は寄付で集めて、半分は政府か議会がお金を出せばいいのにと思う。
この問題は、日本が民主主義国家として存続できるかどうかの超えてはならない一線だと思うけれど、なかなか国民の共感や応援が得られていない。独裁国家への第一歩は、学者や芸術家や知識人を「御用」とすること。彼らは民主主義の防波堤だから。そこから先は坂を転げるように民主主義が壊れてゆく。 twitter.com/mo0210/status/…