Littlebamb(@Littlebamb)さんの人気ツイート(新しい順)

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p112「日本が一九三七年以来、戦い続けている敵は中国であり、敵性語を本当に追放しなければならないのなら、漢字そのものを追放しなければならないはずだった。ただ、その根本的矛盾に気づいていたとしても、それを口にすることは許されない空気が支配していた」。
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あ、ちゃんと出典書いとこう。山室信一『モダン語の世界へ』岩波新書。
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ちなみに「現代において、マジで英語も漢字も敵性語になったら、会話がどんなことになるか」という設定で書かれた小説がこちら。 google.co.jp/amp/s/books.sh…
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1940年、カタカナ語は敵性語だからと漢字語への言い換えが強要された。しかし1937年以降日本が戦争してきた相手は中国だから、敵性語がイカンのなら漢字を排除しなければならないはずだが、その矛盾を誰も口にしなかった。…という指摘を本で読んで、目からぼろっとデカめの鱗が落ちた。そんな火曜日。
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マスク着用でメガネが曇る。こんなちょっとした風物を、俳句や短歌なら小粋に表現できるのではないか。で、しばしひねってみた成果。 「コロナ禍で 先の見通しつかぬもの 医療 経済 メガネの向こう」 …なんかやりたかったのと違う。こんな二条河原に張り出されてそうな奴じゃない。そんな月曜日。
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電車内。女子高生たちの会話。「…でな、その男が二股してたんよ」「最低やん」「彼が自分とこ来てくれんーて悩んで」「そら悩む」恋愛トークか若いねぇと思ったら「悩んでたら自分の魂が抜け出して蛍になってるっていう、そういう歌やねん」まさかの和泉式部。古典の勉強してたらしい。そんな木曜日。
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卒論がレポートが…と予約抽選制を嘆くtweetを眺めていて「逆に東京在住者というのは、日ごろ卒論の資料探しで国立図書館にふらっと行ける環境だったのか…恐ろしく有利なんだな…」と今更実感している。地方在住民的には、行ける範囲で持ってる図書館無いか→取寄せできないか、をまず考えるので。
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コミュニケーション大好きで常に誰かと一緒にいたいタイプの人間の方が、生物として子孫を残す上では有利だろう。と思っていたのだが、ひとたび状況がこんなになると、人と会わない生活に長期耐えられる引きこもり力の高いタイプにもちゃんと歴史的な強みがあるのだなぁと気づかされる。多様性大事。
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(と、ハッピーエンドに酔いすぎてまた新しい創作味噌汁を発明しそうになる。そんな月曜日)
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「…いいよ別に」「味噌」「大豆か緑豆かなんて大したことじゃない。俺はそんな違いなんて問題にならないくらい、いろんな食材と付き合ってきたんだ」「味噌…」「豆腐も油揚もそうだろ」「お、おう」「じゃ、俺このまま参加していいのか」「おう勿論だ。なんなら春雨連れてきてもいいぞ」
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「えっ」「お前…大豆じゃなかったのか!」「ごめん!なんか一緒に煮られちゃって、言い出せなくて…」「マジかよ…じゃあアレか、春雨とかそっちの仲間だったのか…」
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【速報】モヤシ、よく見たら緑豆
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「豆乳は来てねーの?あいつも冷蔵庫にいるだろ?」「今日は味噌の料理だから遠慮しとくって」「何だよー来ればいいのに」「そうだ会いたいぞー今から呼び出せよー」…このまま妄想を迸らせると味噌汁に豆乳入れそうな自分に気づいて、危うく思い留まる。そんな月曜日。
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「久しぶりー!みんな変わったなぁ」「卒業以来だもんな。マメ時代の面影が残ってるのはモヤシくらいだな」「豆腐と油揚は同じ大学じゃなかった?」「そうだけど俺は学部卒で、油揚は院行ったからなぁ」「そうかー。味噌なんて発酵してるもんな」「すげーよな、酵素」
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夕飯の味噌汁の具を考えながら帰る。豆腐と…あ、モヤシ使わなきゃ。それだけだとあっさりし過ぎるから油揚かな。まで考えたところで、「それじゃまるで大豆同窓会だ」という謎ワードを思いついて、そのさき真面目な思考ができなくなる。そんな月曜日。
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以前とある公共図書館で、考古学のコーナーに、旧石器捏造問題に関する注意喚起の貼り紙してるのを見たことがあるなぁ。問題の経緯を簡単に述べて「この捏造資料に基づいた記述が当館所蔵資料にも存在する可能性があります。以上のことを考慮してお読み下さい」。こういう対応もあるのか、と感心した。
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スマホ中心でフリック入力しかしない若いひとには、キーボード入力特有のミスタイプ(例:ください→くだしあ)が理解できないという話を読んだ。うんと未来の研究者はテキストを見て「フリック入力特有のミスタイプがあるからスマホ全盛期の成立」と判断したりするようになるのかなぁ。