1
「日本刀はチートスキルがあろうと異世界で作るのは不可能か?」という一点について言えば、
異世界まで行かずとも中国の後漢〜三国時代には日本刀と概ね同様の作刀法が出揃っていたので、「可能」が答えになるかと思います。 twitter.com/4jGEXFcCaEHuvY…
2
モンゴルの伝統的な騎射の練習法。
確かにこれ以上無い程に実践的ですが「命が惜しくねえのか」以外に言葉が浮かびません
動画:youtu.be/Psa_kn8XCJA
3
ちなみに龍頭大鍘刀というのはこういう武器です twitter.com/Chinaswordbot/…
4
日本式とトルコ式火縄銃の比較は明代火器を語る上で頻出する話題であり、
また特に「日本式が劣るなんて本当か?」と疑問を持たれやすいことと思います
そこで《神器譜》の著者 趙士禎が具体的にトルコの鲁密銃の何処に優位性を感じたか
①機構②威力③命中性に分けて簡単に説明してみたいと思います twitter.com/Kz_K/status/14…
5
中国アニメーション『紫禁•御喵房』のPV
同名の漫画作品を原作に明王朝を舞台とした歴史劇で、キャラクターが全て猫として描かれるユニークな作品となるようです。
故宮所蔵の国宝が重要な要素としてフィーチャーされており、またキャラクター衣装としての明朝漢服の描写にも力が入っています。 twitter.com/Ahmedmedhat000…
6
新しく発掘された彩色が残る兵馬俑。
ここまで色が残っていると一瞬生首に見えてギョッとしますね twitter.com/688kuaile/stat…
7
8
なんとも浪漫の無い話ではあります。
しかし逆に見れば、煩雑神妙な古の技法と同等の効果を、よりシンプルに再現してしまう事にこそ技術発展それ自体の浪漫があるとも言え、
遡れば中国が精妙な百煉鋼を捨てて溶鉱炉と本三枚に進んだ延長線上に、今日の素延べ刃物の繁栄があるとも言えるのでしょう。
9
これは中国の城や関を語る時、まず最初に押さえておかなければいけない基礎知識ですが
防衛施設は時代に合わせて荒廃したり、再建されたり拡張されたりします。なのでちゃんと語る場合には「○(王朝名)代城墙」と呼び分けましょう
特に「関」は時代ごとの情勢に合わせて、立地そのものが移動します twitter.com/komukaepapa/st…
10
後漢時代に主流であった製鋼法である「炒鋼法」は、先に生鉄(銑鉄)を作っておき、これを脱炭することで炭素量が調節された鋼を製造する間接製鋼技法で、
基本的な考え方としては日本でかつて主流であった「銑押し法」のタタラ製鉄と共通するものであります。
11
このように製造された鋼材は夾雑物が多く不均一だったので、「折り返し鍛造」で夾雑物を排出し均一性を高めていました。
これを「百煉鋼」と呼びます。
後漢代の剣には「卅(三十)煉」「五十煉」「百煉」等の銘を持つ品があり、折り返しの層数が多い剣を評価する文化があったと推測されます。
12
中国では旧正月休みですね
ところで中国には「二脚踢」という昔ながらの花火があります
筒状のロケット花火みたいなものです
これの撃ち上げ方にはいくつか流儀がありまして
普通に地面において火を付けるか
手に持ったまま撃って勇気を示すか
もしくは10連装自動連射式二脚踢砲を使うかですね
13
14
しかしこのようにして比較的早い時期に「実用性」と「生産性」のバランスの置き所を見つけて完成を見た感のある中国の作刀法ですが、清末になると西洋の近代技術の衝撃を受けることになります。
近代的製鋼法で作られた西洋製鋼材を素延べして焼き入れしただけの刀剣に大きくシェアを奪われました。
15
河南省南陽市から出土した後漢代の刀には、刀身と刃の部分を境目として軟鉄と鋼が鍛造接合された形跡があり、刃とそれ以外で硬軟の異なる鋼材を組み合わせる技法があったと分かります。
16
このように複雑な製法を必要とした中国刀剣ですが、南北朝時代に溶鉱炉を使用する「灌鋼法」が「炒鋼法」に取って代わると、夾雑物が減少し均一性が向上したために「折返し鍛造」の回数にはそれほど重きを置かれなくなっていきます。
17
「焼き入れ」技術について、春秋戦国時代から存在したことが確認されていますが
漢剣に対して行われた硬度調査では刃とそれ以外で硬度が(刀剣の機能として好都合に)異なる事例があり、推測ですが「焼き刃土」に類するような焼き入れをコントロールする技術があったのではないかとされています。
18
20
著名な武当派武術の使い手 陳師行道士による、太極剣を使った試斬の動画
使用している剣は少し力を入れるだけで剣身が大きくしなる「軟剣」で、刃付けもされていませんが、取り回しの技量だけで大きな冬瓜を両断し、突きを貫通させています
動画引用元(bilibili):
bilibili.com/video/BV1gS4y1…
22
この動画はモンゴル共和国の「ナムナー・アカデミー」という団体によるデモンストレーションで、
伝統的なモンゴル弓術(現在モンゴルで主流となっている満州族の影響を受けたスタイルとも多少異なるようです)の復原と教育に取り組んでいるとの事。
namnaa.com
23
24
25